おしゃれな雰囲気があり、色々な場面でモチーフとしても使われている事が多いオリーブの木。
雪が降るような寒冷地で育てるのは難しいですが、それ以外の地域であれば、屋外でも屋内でも育てられる人気の植物です。
オリーブは水やりを気を付ければ、育てるのは割と簡単な植物といわれています。
生命力のある木ですから、放置しておいても育っていることが多いです。
とはいっても、水やりの管理や環境によっては弱ってしまう事もあります。
気が付いたら、木全体が茶色くなり枯れてしまったという場合もあるかもしれませんね。
枯れてしまったオリーブを復活させる方法はあるのでしょうか?
オリーブの木が枯れる原因を探って復活させよう!
オリーブの木が枯れる原因は色々あります。
主な原因として、害虫被害、病気に感染している、水のやり過ぎまたは控えすぎが原因と様々です。
まずは、何が原因なのかを見つけないと復活させる事もできませんね。
オリーブ全体をよく観察し、虫がいないか、病気になっていないかなど順に確認してください。
原因がわかったら、再生させるための対処法を試してみましょう。
次の項目で再生方法を説明していますので参考にしてみてください。
オリーブの木が枯れる原因を取り除き再生させる方法とは?
ここからは枯れたオリーブの再生方法をご紹介します。
必ず再生できるとは限りませんが、できるだけの事はしてあげましょう。
まず、黄色くなって枯れた葉や枝は全て取り除きます。
大丈夫そうな葉は数枚でいいので残すようにし、他のいらない枝や細い枝などを剪定して株全体を小さくします。
病害虫が原因で枯れてしまった場合でも、まずは剪定することになります。
その後、病気や害虫の種類にあった対策をしてください。
「オリーブ 害虫 病気」などで検索すると対策法がでてくるかと思います。
地植えの場合、剪定が終わり病害虫対策をしたあと、根の状態も確認します。
根が腐っていなければ再生できる可能性が高いです。
オリーブの好むアルカリ性の土にするため、苦土石灰を株の根元に撒いてみてください。
鉢植えの場合は、植え替えを行います。
地植えのものと同じように根の状態を確認しましょう。
傷んでいる根は取り除き、元気な根を傷つけないよう丁寧に作業してください。
オリーブ用の土がホームセンターなどで販売されているので、利用しましょう。
植え替えた後は、鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと水やりをして、明るい日陰で管理します。
また、オリーブの根は浅いので、地植えも鉢植えも倒れやすいです。
支柱でしっかり支えてあげることも大切ですね。
完全に枯れてしまったオリーブは再生方法を試しても、復活は無理かもしれませんがしばらく様子を見ましょう。
オリーブの生命力が勝てば、幹の下の方から新芽をつけてくれるはずです。
まとめ
オリーブはシンボルツリーとしても人気があり、記念に植えるご家庭も多いです。
記念樹が枯れてしまうのは本当に残念ですよね。
なんとか復活させたい気持ちもわかります。
再生方法を試したからといって、必ず復活する保証はありませんが植物は人間が思っているより生命力があります。
まずはあきらめずに植え替えをしてお世話してみてくださいね。