地中海地方が原産とされている「オリーブ」。

オリーブの実は油分を多く含み、オリーブオイルの原料となります。

ピクルスや塩漬けにされたりと、私たちにも身近な食べ物ですが、どこで作られてるの?

と考えると、暖かい土地で地植えされたオリーブの木がずらっと並んでいるところで想像しませんか?

しかし、オリーブは自分で育てることができます!

今日はオリーブの育て方の中でも「土」に着目してご紹介したいと思います。

オリーブの土がない!代用できるものは?

前置きでお話ししたように、オリーブは自宅で育てることができます。

日本では香川県小豆島がオリーブ栽培で有名なように暖かい気候を好みそうですが、近年は中部地方、東北地方など寒暖差のある地域でも作られているので、誰でもつくることができるのではないでしょうか。

植物を育てる上で大切なのは「土」です。

オリーブでも、もちろん土が大切になってきますがこれはオリーブの地植えでも鉢植えでも共通です。

オリーブに適している土壌は弱酸性〜弱アルカリ性と言われていますが、特に適しているのはph7.5程度の弱アルカリ性で、水はけ、水もちの良い土を好みます。

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鉢植えの場合はオリーブ用の土を使用できますが、地植えの場合は元の土があります。

日本の土は酸性気質のため、植える予定場所の半径1mに苦土石灰を混ぜるこみ、土を中和させましょう。

さらに腐葉土や堆肥を混ぜると根の張りが良くなります。

鉢植えの場合に使用する土ですが、市販のもので既に弱アルカリ性のものに配合されているものがあるので、初めてオリーブを育てる場合はそちらを使用するといいですね。

最後に「オリーブ用の土がない」場合ですが、適している土としてはハーブ用の土が良いでしょう。

オリーブと一緒でハーブも外国産です。

外国のほとんどの土はアルカリ性の気質であるため、同じ外国産のハーブ用の土もアルカリ性の気質であると考えます。

そのためもしオリーブ用の土がなければ、ハーブ用の土を使う方法もあります。

まとめ

今回はオリーブの土についてと、オリーブの土がなかった場合の代用についてご紹介しました。

土に関しては弱アルカリ性の気質を好みます。

鉢植えで市販の土であれば既に配合されていますが、地植えの場合、中和するための苦土石灰が必要です。

オリーブの土の代用は同じ外国産のハーブが適しているでしょう。

家で育てることができる「オリーブ」。

土から気をつけて元気なオリーブを育てましょう。