インスタグラム等のお部屋の写真を見ていたりすると、綺麗に緑を飾っているお部屋を多々お見掛けします。

生活感が見えない程のキチっとしたお部屋もいいですが、やはり緑が程よく目に入るインテリアは見ているだけでも癒してもらえますよね。

でも実際、自分が飾ろうと思っても枯らしてしまわないか?

とか、虫さんがうっかり付いてしまうのではないか等々、不安がひょこひょこ出てきてしまいます。

そんなインテリアグリーンの初心者マークな人にもおススメの一つに、実は有名な『オリーブ』の木があります。

鉢植えでも地植えでも楽しむことが出来ますし、さほど神経質に毎日毎日お世話をしなくても大丈夫ですので、色々な場面で好まれているグリーンという訳なのです。

果樹園などで見かける『オリーブ』ですと3mも全然余裕で越えた高さの木がいっぱいなのに、鉢植えで育てれば1m~2m程度で、好きな高さで飾れるというのも不思議といえば不思議ですね。

地植えした場合は、ある意味自然の姿に近い状態での成長ですが、鉢植えの場合一番の違いは「根っこ」が鉢の中という、とても閉鎖的な状態で育てるという部分でしょう。

ですが『オリーブ』は根の成長が早い方ですので、長くても2年に一度ぐらいは植え替えを推奨されています。

ここでは『オリーブ』の植え替え時の「根っこ」部分に焦点を当てて調べてみました。

オリーブの根切りの方法とは?!

『オリーブ』は横に広がるように根を張るタイプの植物です。

特に鉢植えの『オリーブ』は、太い根がどん!どん!とあるわけではなく、毛細根と言われるもじゃもじゃっとした感じの根が横に広がり、結局行き場がなくなって所狭しと鉢の中を伸び回っているイメージとなります。

『オリーブ』の根は成長著しいとの噂通り2年以上も植え替えをしないでいると、鉢の中はパンパンになってしまって「根詰まり」という現象が起きてしまいます。

ですので、鉢植えをしている場合は植え替えが推奨されています。

『オリーブ』の植え替えにいいと言われている時期は、春先3月~5月頃とされています。

とは言うものの、結構いろいろな時期にやりましたという話も聞きますので、知識として春先が『オリーブ』にとっていい時期で、絶対に他の時期にやってはいけないという訳ではなさそうです。

推奨されている時期以外の場合は、その分枯れてしまったり等の「リスクが春先よりは増える」という事は理解した上で行って下さいね。

何年も経ってしまって、いざ植え替えようとしても、なかなか鉢から取り上げる事が厄介になったりしますので、なるべくならサボらずに定期的に植え替えしてあげた方が良いでしょう。

庭に鉢植えの『オリーブ』を何年もそのままにしていたら、鉢を破って下の地面に根付いていた!?

なんて例もありますからね。

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植え替えするやり方ですが、『オリーブ』を鉢から抜いたら、土をほぐす様に落としていきます。

根詰まりを起こしてる場合も、スコップや熊手等でほぐしていくと、古い根なども一緒に取れてくれたりもしますよ。

第一の注意点としましては、古い土を全部綺麗に落としてしまうと、『オリーブ』だって生きていますので、環境が全く変わってしまうと、新しい土や肥料に慣れる前にショックで枯れてしまう可能性が出るそうです。

ですので、少し残しておいてあげてくださいね。

鉢から無事抜けましたら、伸び過ぎて新しい鉢に入らなそうな根や、黒っぽい色をした根(根腐れを起こしています)を、ばっさり切っていきましょう。

二番目の注意点としては、根をさっぱりさせて植え替えが終わった後、葉っぱの状態が悪くなったという事がよく起きてしまいます。

葉っぱがくるんと丸まってしまったりするのは、水分不足の症状です。

今まで鉢の中を所狭しと張り巡らされていた、言わば水分吸収担当の根がだいぶ間引きされてしまった状態ですので、上手に水分が吸収出来なくなったという事なのですね。

ですから、実は植え替えの時は、葉っぱや枝の剪定もしっかり行う必要があったのですね。

ちょっと見栄えが寂しくなってしまうパターンも出てきますが、ご安心を・・・。

ばっさりさっぱり剪定していても、本体が元気であれば、ちゃんと春には新しい芽や葉っぱが生えてきますよ。

地植えの『オリーブ』を植え替える場合ですと、鉢植えよりは太めの根っこが生えていたりしますが、移動先の都合だったり掘り返すときの都合でかなりの太めの根っこ自体を切ったりしてしまいますが、その場合も枝を思い切り剪定して新しい芽が出るのを待つそうです。

造園の方の剪定でしたが、素人目では「切り株寸前」かのように見えるぐらい、根と枝が少ない姿の『オリーブ』を見ましたが、さすがプロの剪定ですね。

後々ちゃんと新しい芽が出てきていました。

ですので、枝を剪定しすぎたかな?

と思うぐらいスカスカになっても、水分不足で元気がなくなって枯れてしまったりするよりは、ちゃんと回復してくれることと思われます。

まとめ

『オリーブ』は実は、「根」と「枝」の関係性が高い木だったんですね。

枝が広がっている面積は、地面の下で根が広がっている面積とも言われていますし、根を切る場合はセットで枝の事も考える必要があったのですね。

それにしても、弱る原因をバッサリ切除してしまえばちゃんと復活してくれるのですから、初心者にもおススメと言われるのが納得できる『オリーブ』の生命力の強さは素晴らしいの一言に尽きますね。