近頃はどの家庭でも観葉植物を飾ることが根付いてきています。
その観葉植物の中でも花が咲き実のなる木、オリーブは人気があります。
成長が著しいので野外に地植えする人も多くいますが、可憐な葉がお部屋のインテリアをいっそうおしゃれに際立たせると鉢植えも大変人気です。
また、北日本の冬はオリーブには寒すぎるため、その地方で栽培する際は鉢植えにするべきです。
鉢植えであっても、オリーブは暖かい季節になると急速に大きくなろうとします。
成長に応じて植え替えが必要で、怠ってしまうと根が窮屈になりオリーブは育たなくなってしまいます。
そうなる前にオリーブが伸び伸びと過ごせる大きさの鉢へ植え替えをしてあげましょう。
オリーブを新しい鉢へ植え替えの時のおすすめは?!
まずは、植え替え前のオリーブを根っこが痛まないように鉢からそっと取り出しましょう。
そして取り出したオリーブの根っこは、小さな鉢のなかでグッと凝縮していたはずなのでほぐしてあげる必要があります。
この時根っこにくっついている土もできるだけ落とすよう心がけて下さい。
ここまでできれば、次は新しい鉢の出番です。
新しい鉢に、植え替え前の鉢の土を半分ほど入れます。
そこに新しい弱アルカリ性の土と石灰をいれよく混ぜてなじませます。
そこにオリーブの木を植え替えれば完成です。
植え替え後はどうしても下の方の葉が枯れやすいので、根元に近い葉は剪定することもおすすめします。
肥料は当分あげないようにすることも大切なので覚えておきましょう。
植え替えをするオリーブにちょうどよい鉢の大きさは?
オリーブの木を植え替えるとき、新しい鉢の大きさには悩まされるかもしれません。
観葉植物を上手に鉢で育てる鉢のサイズは、その木の根っこに対して大きすぎるのもよくありません。
植え替えは、今の鉢よりひとつだけサイズの大きいものが好ましいでしょう。
また、鉢を選ぶときにおすすめの素材は、温度がたまりにくく通気性や水はけにも富んだ素焼きのものです。
あまり軽い鉢では背の高いオリーブを支えきれない可能性もあるので、しっかりとした重たさがあることからも素焼き鉢はおすすめできます。
まとめ
オリーブの木は、大きくなるにつれて大きな鉢へ植え替えることでさらに大きく元気に成長します。
植え替えるときには、根っこを傷つけないようにやさしく取り出し、根っこをしっかりほぐしてから新しい鉢へ植え替えましょう。
新しい鉢は、今より一つ大きなサイズがおすすめです。