オリーブの枝がぐんぐん伸びてくると枝どうしが絡まり風通しも悪くなってきます。
ほうっておくと害虫の繁殖や病気になり、成長にも大きく影響してしまいます。
そうなる前に正しい剪定の方法や注意点を見ていきましょう。
オリーブの枝を剪定する方法と注意点とは?
地植えで育てているオリーブの木の枝が伸びすぎると病害虫のリスクが高くなります。
弱々しくなった細枝などは株元から切り落としてしまいましょう。
また密集して枝が絡み合い風の通りを悪くさせている枝も切り落とします。
剪定の適期は成長が活発化する直前の3月~4月になります。
全体のバランスを見てその都度余分な枝は切り取って行きましょう。
剪定する上での注意点として、剪定する時期は必ず守りましょう。
休眠中の1月~2月はオリーブの木自体が弱っているので、大きく剪定するとダメージが残り枯れてしまう恐れがあります。
よく確認せずに枝先を思いっきり切り落とすと花や実が付きにくくなります。
残す枝を正しく判断して切り落としましょう。
最初は古い枝の穂先から切り落とし、ある程度のバランスを見ます。
実を成らす新しい枝は残して枝の間引きをしましょう。
バッサリ枝を刈り込まず前年の春に伸びてきた枝に花芽が付くので剪定せず残しておきましょう。
オリーブの剪定する周期は鉢植えと地植えで異なります。
まず鉢植えでは2年に1回の割合で行いましょう。
だいたい購入してから1~2年くらいになると枝が茂り始め風通しも悪くなりますので、剪定をして風通しを良くさせる事で成長を促していきます。
植え替えと同時期にやると良いでしょう。
地植えではコマメな剪定が必要です。
地植えにしたオリーブの木は大きくなり枝の伸び方も違いよく茂りますので、2年と言わずもう少し定期的に行っていきましょう。
枝ぶりが大きく育ちすぎていたり、虫が付きやすくなったと感じはじめたら剪定の時期です。
オリーブの木のダメージを考え全体の30~50パーセントで剪定作業を行うと良いでしょう。
まとめ
オリーブの木の枝は伸びすぎたり密集して絡まっていたり、風通しが悪いなと感じたら剪定の時期とし、全体のバランスを整え余分な枝など切り落としていきましょう。
鉢植えと地植えでの剪定の周期や実際に作業する時期などを注意しながら適切に行っていきましょう。