国内では、瀬戸内海沿岸で栽培が非常に盛んなオリーブは、元々は、地中海沿岸を原産地にする樹木です。
最近では、日本の家庭にも庭や室内で育てられたり、栽培されたりと、多様な活躍を見ています。
オリーブの苗をホームセンターで容易に購入でき、人気です。
育てて行く中で、苗の枝葉が混み合ってきたときには、剪定が必要です。
そこで今回は、オリーブの苗の剪定方法や注意点について紹介いたします。
オリーブの苗の剪定方法とは?!
新芽が生える前の時期を見計らって剪定を行います。
時期でいうと3月から4月ごろの暖かくなり始めたころです。
また、もひとつの時期としては、オリーブの果実がなり終わった頃が良いです。
時期としては10月から11月になると思います。
では、どのような枝葉を剪定するのが良いでしょうか。
それは、枯れた樹木、また成長していない樹木です。
枯れている樹木や枝葉に水分や養分を送ろうとしても無駄です。
樹木に余計なストレスを与えないようにするためにもこの方法が有効です。
枯れたもの、古いものをカットします。
次に、枝が向かっている方向で見極めます。
下、内側に向かっている樹木をカットします。
下や内側に向かっている枝を残しておくと、ほかの樹木の成長を妨げます。
剪定の対象としてカットしてください。
一方で、剪定してはいけない枝もあります。
それは、昨年からに伸びてきた枝です。
その枝は、緑が濃い葉っぱが茂っていますので見た目ですぐわかります。
実がなる樹木の場合、その枝に実がなるので、その枝は剪定せずに残しておきましょう。
全体的なバランスを見ながら、樹形を整えながら剪定を進めて行くと良いです。
苗木の場合は、剪定した後の枝の切り口の対処はあまり心配要りませんが、癒合剤を塗ってあげると落ち着きます。
まとめ
今回は、家庭でオリーブの苗の剪定方法や注意点について紹介しました。
苗のオリーブは、地植えのオリーブと比べて急成長するわけではないので、そこまで頻繁に剪定を繰り返す必要はありませんが、時期と気候に合わせて剪定をする必要があります。
今回紹介した方法をマスターして、ぜひ、元気なオリーブを育てて、室内やお庭の印象をさらにおしゃれにして欲しいと思います。