オリーブは暖かい地方で元気に育つ樹木ですが、育てて行く中で樹形を整える剪定が必要な時があります。
オリーブの剪定を行う目安の高さについては、どのくらいの高さになったら剪定をしたら良いか、判断がつきにくいところです。
観葉植物として育てるとき、地植えでシンボルツリーとして育てるときでも異なります。
そこで今回は、オリーブの剪定を行う目安の高さについて紹介いたします。
オリーブの剪定をする高さはどのくらい?
オリーブの剪定には、鉢植えか、地植えかによって目安の高さが異なります。
また、実をつける樹木とつけない樹木でも異なりますが、今回は、鉢植えか、地植えかの違いに絞って紹介します。
まず、鉢植えのオリーブの場合でしたら、50cmを過ぎた頃から剪定を気にし始めます。
育てて行く中で、枝葉が混み合ってきたと、感じるころには剪定を行ってください。
鉢の大きさによって、どこまで背を高くしたら良いかの加減があると思いますので、バランスを見て行います。
あまりに混み合ってきたときには、お互いの成長を阻害する可能性があるので注意が必要です。
次に地植えについてですが、地植えのオリーブは3年ほどで3mから4mの高さになります。
2m近くになる頃には、剪定が必要です。
実際、剪定を行う際には、樹形の出来上がりをイメージして剪定する枝葉と残す枝葉の混み具合を調整しながらバランスを保ちます。
2mくらいの高さ樹木を低くする場合には、50cmほど低くして、半年後にまた50cmほど低くします。
あまり高くなってほしくない場合に有効です。
あまりに高くなりすぎると、上の方の剪定が大変ですので2mを超えたあたりから、剪定する樹木の枝葉をチェックしておくとスムーズに剪定が進みます。
まとめ
今回は、オリーブの剪定を行う目安の高さについて紹介しました。
鉢植えか、地植えかによって目安の高さは違いますが、鉢植えで50cm、地植え2mほどを目安に剪定をすると、樹形の良いオリーブが育つと思います。
今回紹介した方法をマスターして、ぜひ、樹形の良いオリーブを育てて、室内やお庭の印象をさらにおしゃれにして欲しいと思います。