地植えでオリーブを育てている人にとって苦労することと言えば、冬場の雪対策ではないでしょうか。
もう何年も育てて慣れているから大丈夫という人はいいのですが、育て始めたばかりでどうしたらいいか分からないという人は大変ですね。
そこで今回は、地植えのオリーブの雪対策について紹介していきますので、どうしたらいいか分からない人は是非読んで参考にしてもらえればと思います。
オリーブを地植えで育てる場合の雪対策とは?!
オリーブを地植えで育てる場合の雪対策ですが、一番いい方法は鉢植えに移し換えてあげるという方法になります。
もし鉢植えに移せる環境であるならば、それが一番確実で安全な方法になります。
ちなみに、移した鉢植えは室内でも室外でも雪が当たらないところで問題はありません。
しかし、0度ぐらいの環境でないと花が咲いたり、実を結んだりしなくなってしまいますので、できたら基本は室外に置き、雪が降ったら室内に入れるという方法がいいでしょう。
また、鉢植えに移しかえることができない場合の方法についても紹介します。
まず、最初に11月ぐらいに冬囲いを行いましょう。
そしてその前に剪定をします。
余分な枝などはこの時に切ってしまって問題ありません。
その方が冬囲いもやりやすくなります。
次に支柱を立てます。
竹の竿が3本用意しましょう。
そして三角形のやぐら型に支柱を組みます。
支柱の組み方のポイントとしては、オリーブを中心に正三角形で囲うように組みます。
そして、3本が合わさった中央部分を結びます。
結ぶのには麻ひもなどで問題ありません。
結び目の高さですが、オリーブと同じぐらいの高さにしておきましょう。
そして、後は紐で縛っていくという作業になります。
オリーブの枝を集めて、竹竿の下のほうから、縛っていきます。
最終的にクリスマスツリーのような状態になれば完成です。
最低限ですが、これだけでもしっかりしておけば、雪対策も大丈夫です。
そして、もし冬囲いが難しくてできない、という場合にはシートなどで包むだけでも効果は期待できると思いますので、是非試してみてくださいね。
まとめ
オリーブを地植えで育てる場合の雪対策ですが、一番安全で確実なのは、鉢植えに移し換えてあげることになります。
そして移し替えたら基本は室外、雪が降ったら室内に入れてあげるのがいいでしょう。
それが出来ない場合は、竹竿を3本用意して冬囲いをしてあげましょう。
オリーブを中心に正三角形になるように囲み、紐で縛ります。
そして、それもどうしても無理な場合はシートなどをかぶせて包んであげるだけでも効果は期待できますよ。