オリーブは地中海地方原産の、温暖で少雨を好む常緑樹です。
オリーブのその実はオイルにしたり食したり、健康食としても人気があり、日本の栽培地域では香川県小豆島のオリーブが有名です。
常緑樹であるため、庭木でシンボルツリーとして楽しんだり、鉢植えにして室内で楽しんだりするのも最近では人気です。
お部屋のインテリアとして常緑樹であるオリーブは、年中緑の葉を茂らせ、見る人を癒してくれるのではないでしょうか。
そんなオリーブですが、鉢植えにするにはどのようなやり方があるのでしょうか。
オリーブを鉢植えに植栽するやり方は?
オリーブの鉢植えにする利点はやはり移動させるのが簡単であるということではないでしょうか。
地植えに適さない地域でも冬季には室内に移動させることができ、一年中楽しむことができます。
まず、鉢植えにするときに最初に準備するものは購入した根鉢より一回り大きい鉢を選びます。
オリーブは土壌に適応する力が高く、弱アルカリ性で水はけのよい土壌を好みます。
特に水はけは大事でオリーブは過湿を嫌うため、そこは気を付けたいところです。
最近ではオリーブ用の培養土が販売されているためそれを使用すれば間違いないでしょう。
植え付け時期ですが、厳冬期や盛夏でなければ良いですが、基本的には春植えが良いでしょう。
基本的に準備するものは、苗木、鉢、用土、鉢底ネット、鉢底石、支柱、麻ひもです。
植え付けの手順として、まず鉢底ネットを敷き鉢底石を3~5㎝くらいまで入れます。
その上に少し用土を入れ、苗木をなるべく根を崩さないよう入れて土の隙間が出来ないよう用土を入れていきます。
ウオータースペースができるよう、鉢いっぱいまで用土を入れないようにしましょう。
最後に支柱をしっかり立てます。
その後、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をあげます。
活着するまで1か月はしっかり水をあげましょう。
まとめ
オリーブは鉢植えにしてお部屋のインテリアとしてもとても人気のある植物です。
鉢植えにすることで、寒冷地でも冬季は室内で育てることができて、温かい時期は外へ移動したりすることができるので便利です。
オリーブは温暖な地域でしか育てられないイメージがありますが、鉢植えにすることで比較的育てやすいことが分かります。
是非、オリーブの木を鉢植えで育ててみてはいかがでしょうか。