オリーブを育てるときは、もちろんオリーブを元気に育てたいですよね。
植物を育てるときには、肥料を使うことがありますが、オリーブにはどのような肥料を使えばいいのでしょうか。
そこで今回は、オリーブを育てるときに使う肥料の一つ、石灰についてご紹介します。
オリーブに石灰を与えるときに、最適な時期や、与え方についてお伝えするので、オリーブを育てたいと思っている方は参考にしてみてください。
オリーブに石灰を与えるのに最適な時期とは?!
オリーブに石灰を与えるのは、2月頃が効果的と言われています。
このように、一年間の健康維持のために与える石灰などの肥料のことを寒肥と呼びます。
日本では、酸性雨の影響で、土が酸性に傾いてしまっています。
しかし、オリーブはアルカリ性の土を好みます。
そこで、土に石灰を混ぜることで、アルカリ性に戻す効果があるといわれています。
他にも、石灰にはオリーブの根を強くする効果もあるともいわれてます。
石灰の混ぜ方について、たくさんの石灰を混ぜてしまうと生育障害が出てしまうので、石灰の与えすぎには注意しましょう。
まず、石灰を土に混ぜるときは、一般的には1㎡につき100g、または土1kgに1.5kgの石灰を撒いて使います。
そして、石灰を土に撒いたあとに、よく土と混ぜます。
そのあと、土と石灰が均等に混ざったらオリーブの苗を植えつけます。
石灰を混ぜる際に、より正確に行いたい場合は、測定器などを購入して、土のpHを計測して土の状態を確認しながら、石灰を足していくとよいです。
石灰を土に撒いてから、苗を植えつけたあとは、そのままにしておくと、また酸性になってしまいます。
そのため、新しく苗を植えたあとは、石灰を根元に撒くとよいです。
だいたい苗1本あたり、100g~200gくらいの石灰を撒くことをおすすめします。
ちなみに、石灰にもいくつか種類があります。
オリーブはカリウムやマグネシウム、ホウ素を必要としています。
そのため、石灰肥料は苦土石灰がおすすめです。
そして、オリーブを育てる時の土は、水はけが悪いと根が腐りやすくなってしまいます。
そのため、排水性のよい土を使用しましょう。
そして、苗を植えたあとは、土が乾いたらたっぷりと水をあげるようにします。
まとめ
さて、今回はオリーブに石灰を与えるのに最適な時期についてご紹介しました。
オリーブに石灰を与えるときには量など少し注意することがありますが、石灰を与えることによって、オリーブにとって最適な土にすることができたり、根を強くすることができます。
オリーブを育てている方や、育てたいと思っている方は、石灰などの肥料も使ってオリーブを元気に育ててみてはいかがでしょうか。