オリーブを自宅の庭や鉢などで育ててみたいという方は多いと思います。
オリーブはとても美しく大きく育つため、庭のシンボルツリーにすることもできます。
また実はオイルに利用するなど、とてもなじみ深い植物です。
この記事では、オリーブの育て方について、特に土壌の作り方についてご紹介いたします。
最適なpH値をご案内いたしますので、参考にしてください。
オリーブの土壌に適切なphはどれくらい?
pH(ペーハー)とは、酸性からアルカリ性の間に0から14のメモリをつけて、酸とアルカリの度合いをその数字で表すものです。
pH7を中性とし、それ未満を酸性、それより数字が大きければアルカリ性としています。
オリーブは、アルカリ性の土壌を好み、弱酸性からアルカリ性の土壌で育つことができる植物です。
ですので、pH3~4あたりから、pH11~12あたりまでの酸性度の土なら問題なく育つでしょう。
あまりにもアルカリ性が強すぎても成長に影響が出るため、弱アルカリ性の土壌がおすすめです。
オリーブの土を作る場合は、赤球土と砂、腐葉土などを混ぜて作ります。
オリーブは水はけがよい土壌を好みますので、酸性度以外にも、土の水はけもチェックしましょう。
軽石や鉢底石を敷くと、水はけが改善されますよ。
オリーブを育てるための土を自分で配合するのはもちろん良いのですが、初心者のうちは、オリーブ用にあらかじめ配合された専用の土を、園芸店などで買い求めるとよいでしょう。
最初からオリーブを育てるために作られた土ですので間違いがなく安心です。
市販の土で慣れて、徐々にお好みの配合に変えていくのもよいでしょう。
その際は、土の酸性度が大きく変化しないように気を付けてあげると、オリーブの成長に影響がでにくくなりますよ。
まとめ
いかがでしたか?
今回はオリーブの土の最適な酸性度についてご紹介いたしました。
オリーブはアルカリ性の土壌を好みますので、土の酸性度はアルカリ性に傾けるようにしましょう。
弱酸性の土壌でも育ちますが、初心者の方は市販の専用の用土を買って利用するほうが、心配が少ないのでおすすめです。
オリーブに最適な土壌を作ってあげて、育ててくださいね。