オリーブは、シンボルツリーにも選ばれることの多い比較的育てやすい木であるといわれます。
また幸福や平和の象徴とされ、庭を南欧風の雰囲気にしてくれることで人気があります。
ただ、いくつかの害虫に気を付けなくてはいけないため、日々の観察や薬剤散布などの対応が必要になる場合があるでしょう。
できれば虫がつきにくい方法やコツがあれば試してみたいものですよね。
また、オリーブには大変多くの品種があり、産地である香川県の小豆島では約60品種が栽培されているということです。
もしも害虫に強い品種があれば、購入の際に参考にしたいですよね。
オリーブに虫がつきにくくする方法や、虫がつきにくい品種などについて調べてみました。
オリーブに虫がつきにくい方法は?品種は?
全く虫がつかない木というのを探すのは不可能といってもいいでしょう。
オリーブを観葉植物として室内で栽培していても、虫が発生する場合があります。
予防のために薬剤を散布するのもひとつの手段ですが、人体や環境への影響を考えればできるだけ使わない方法で対応したいと思いますよね。
薬剤使用以外の方法で虫が付きにくい状態にするには、日頃の手入れで虫が発生しにくい環境を作ることが大切です。
定期的な剪定を行って枝の風通しを良くすることなどが有効で、こうすることにより害虫の発見と駆除もしやすくなるでしょう。
また複数の木を植える場合も、ある程度の間隔をとり、通風不足や日照不足を防ぐようにするといいでしょう。
虫がつきにくい品種を選ぶのも一つの方法です。
ギリシャやイタリア,スペイン,アメリカなどが主な産地になりますが、その中でイタリア産のレッチーノは世界中に普及している品種で気候の変化や病害虫にも強い品種として知られているようです。
まとめ
薬剤の力を借りずオリーブに虫がつきにくい状態にするには、剪定などを定期的に行って枝の通気性を良くすることが大切であることがわかりました。
枝がすっきりすると、もしも害虫やその卵などがあっても、発見しやすくなるというメリットもありますね。
育てやすい木も、手入れ次第で差が出てきますので、日々の観察と定期的な手入れを欠かさないようにするといいでしょう。