オリーブだけでなく植物には肥料が必要です。
肥料は元気に育てるためだけではなく、肥料をやる時期や量、頻度などを間違うと元気がなくなるだけでなく、実が大きく育たなかったり、新芽が出なかったり、最悪枯れてしまう可能性もあります。
今回はオリーブの肥料のやり方や量、頻度についてご紹介します。
オリーブの肥料のやり方とは?!
オリーブの肥料は年に2回与えます。
鉢植えの場合は年に3回与えます。
まず寒肥とよばれる2月〜3月に与える肥料です。
この時期は、春にオリーブが新しい芽をだすために栄養が最も必要となる時期なので栄養を蓄えるために必要な肥料です。
次に鉢植えの場合のみ、夏肥という6月に与える肥料があります。
地植えと違い土の量が少ないため追肥が必要となります。
また夏の暑さに対抗するためにも必要な肥料です。
最後に9月〜10月に秋肥という肥料を与えます。
オリーブは11月に実の収穫となるため、実を大きくさせるためにこの時期に肥料を与えます。
鉢植えの場合は根元から2、3cm離して適量をまき、地植えの場合はオリーブの木の枝先から垂直におりた地面に適量まきます。
オリーブの肥料の量は?
鉢植えの場合は鉢の大きさで肥料の量が変わります。
鉢の大きさが6〜8号サイズは寒肥20g・夏肥5g・秋肥15g、9〜11号サイズは寒肥50g・夏肥20g・秋肥30g、12号サイズ以上は9〜11号サイズの2倍与えます。
地植えの場合は樹齢によって肥料の量が変わります。
樹齢3年以下の場合は寒肥45g・秋肥30g、樹齢3〜5年の場合は寒肥75g・秋肥50g、樹齢5〜10年の場合は寒肥150g・秋肥100g、樹齢10年以上の場合は寒肥300g・秋肥200g与えます。
オリーブの肥料の頻度は?
錠剤タイプの肥料であれば、各時期に1回だけで約2ヶ月持ちます。
葉色が芳しくなかったり、生長が弱い、植え付け・植え替後であれば即効性のある肥料を1〜2週に1回与えても良いです。
まとめ
今回はオリーブの肥料のやり方・量・頻度についてご紹介しました。
それぞれオリーブにとっては大切なことです。
曖昧に行うと元気がなくなるだけでなく最悪枯れてしまう可能性もあるので、きちんと理解して肥料を与えるようにしましょう。