オリーブの木は乾燥に強い木です。
しかし、だからといって水やりは必要です。
庭など野外に地植えのオリーブは、夏の日照りが続く日以外は水やりの必要なく自然に降る雨で十分です。
鉢植えでも野外なら自然の雨で大丈夫ですが、室内のオリーブは土が乾けば水をあげなければなりません。
いつもいつもお世話できればよいのですが、旅行や急な出張に入院、またお盆やお正月に田舎に帰省することもあるでしょう。
そんなとき水やりはどのようにすればよいのでしょうか。
旅行中のオリーブの水やりは大丈夫?
水やり頻度の多い植物の場合は、少しの留守でも出かける前に鉢を水にひたしたりする必要がありますが、オリーブは意外と乾燥につよい植物なのでそこまでする必要はないでしょう。
特に、夏を除く庭植えのオリーブなら何も気にせず出かけられます。
鉢植えの場合でも、雨のあたるベランダなどにおいておけば問題ありません。
室内であっても、冬場の1週間くらいなら放置で大丈夫です。
このような状態であればオリーブは湿度が大敵なので、反対に家をあけるからといって出かける前に水をあげすぎてしまうと逆効果となり、根腐れを起こす要因になってしまうので気を付けましょう。
しかしいくら乾燥に強いオリーブの木でも、冬以外の室内での鉢植え、庭植えでも夏場の日照り続きは辛すぎます。
そんな時は、出かける日の朝にいつもよりも多めの水やりをしてあげましょう。
または、鉢の受け皿に水を張って出かける方法もあります。
オリーブの場合は乾燥を好む植物なので、長期でないなら朝の水やりで十分かもしれません。
1週間以上水やりが出来ないという場合には、自動水やり器なども販売されているので検討してみるのもひとつの手です。
自動水やり器はタイマー式のものなど種類も様々あるので、不在が長期で心配という方にはおすすめです。
まとめ
オリーブの木は乾燥には強いので、日ごろからそこまで水やりに気を使わない植物です。
旅行などで家を空ける際には、鉢植えでも長期でなければ野外に出しておけば問題ないでしょう。
その場合は風で倒れてしまわないよう、風当たりのきつくない場所を選んでください。
外出が長期にわたるなら、だれかにたまに水やりをお願いするか自動水やり器を設置する方法もおすすめです。