オリーブは、聖書や神話にも度々登場するほど魅力がいっぱい詰まった大きな木です。

地中海地方に生い茂っていたことから、乾燥にも耐えることができます。

春には小さな白い花が咲き、夏には赤い果実が実ります。

そして秋ごろにその実が完熟すれば、オリーブオイルの原料にもなります。

使用用途が多いオリーブは、聖書によれば平和のシンボルとされています。

そんな魅力あふれるオリーブの木、実は寂しがりやの一面もあります。

その証拠に何本か一緒に植え付けてあげると、なぜか沢山の実をつけてくれるのです。

壮大な印象と可憐な性質を兼ねそろえたオリーブの木を植えてみたいと思いませんか。

オリーブの苗を用意したら植え替えよう!その準備とは?

オリーブの木は乾燥に強いことから、逆にいえば、水はけが悪い環境では育ちがよくなりません。

苗を植える前にまずオリーブが好む土を作ることが先決です。

水はけのよい土とは弱アルカリ性の土です。

そのためには土に苦土石灰を混ぜ、さらに根の育ちがよくなるように腐葉土と堆肥を混ぜ半径1メートルを目安に少し深めによく耕しましょう。

このときの植え替える場所は、事前にオリーブの木が成長して大きくなることをイメージして選ぶこがポイントです。

鉢の場合は素焼きで直径25㎝くらいがよいでしょう。

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オリーブの苗を植え替える方法は?

数ある種類のオリーブの中から苗をえらび、場所と土の準備が完了すれば苗の植え替え開始です。

買ってきたオリーブの苗をポットから取り出し、少し根っこをほぐしてあげたら、ポットの中の土も一緒に植え替えましょう。

この時、根っこの周りにぎっしり土を敷き詰めて土を上から手でしっかり押さえます。

地植えの場合は周りの土より一段高く盛ること、鉢植えの場合は鉢の底に軽石を敷き水はけをよくこと、これが植え替えのコツです。

植え替えがおわれば水をたっぷりあげ、成長過程で苗が倒れないよう支柱でしっかりと支えを作ってあげることも植え替え後の肝心な作業です。

まとめ

オリーブの木の苗を買ってきたら植え替えをしましょう。

その方法として、地植えと鉢植えの2つの方法がありますが、どちらにしてもまず大切なことは土づくりです。

オリーブが元気に過ごせる土ができあがれば、ポットの中の土も一緒に苗を植え替えます。

地植えの場合は日当たりや育った時のイメージをしっかりと考慮した場所選びも重要です。