オリーブの木の魅力は実だけではなく、葉にもあるんです。

表側は濃い緑色をしていますが、裏側は銀色っぽい色で見た目も涼し気で素敵なのですが、葉に含まれる栄養素も注目されているんです。

オリーブの葉には美容や健康にとても良いとされる成分が含まれているので、お茶にして飲まれる事も多いんですよ。

そんな大切な葉が黄色く枯れてしまう事もよくあります。

今回は、オリーブの葉っぱの先が枯れる原因や対策についてまとめてみました。

 オリーブの葉先から枯れる原因と対策とは?

まず、オリーブの葉が先の方から黄色く枯れてしまう原因ですが、主に考えられているのが、土の質が悪く酸性になってしまっていて根が上手く育たない事です。

その他に、カルシウムやマグネシウムなどのミネラルが不足している事が考えられます。

オリーブはアルカリ性の土を好む植物ですが、地植えや外で管理しているとどうしても雨に当たりますね。

雨は弱酸性ですから、土も酸性に変わっていきます。

鉢植えの場合は土の状況を見てみましょう。

カチカチに固まって水の吸収も良くないような状態では、水不足が原因で葉が枯れてしまう事があります。

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対策として、まずは枯れてしまった葉は全て取り除きましょう。

葉が落ちて枝だけになってしまった部分も剪定します。

風通しもよくなりますから、病虫害対策にもなりますね。

その後、アルカリ性にするため木の根元に石灰を撒きましょう。

ホームセンターや園芸店に行くと、様々な種類の石灰が販売されていますが、苦土石灰(くどせっかい)がおすすめです。

成分にカルシウム・マグネシウムも入っているので土をアルカリ性に変えると同時にミネラルも補給できます。

鉢植えで土の状態が良くない場合の対策は、植え替えです。

オリーブ用に作られた土もありますので、そういったものを利用すると便利です。

植え替えの際には、根の状態も見て悪くなっている部分は取り除くようにしましょう。

まとめ

オリーブの葉は植え替えなどにより環境が変わった事でも、黄色くなり落ちる事がありまが、一時的なものです。

植え替えてもいないのに、葉先から黄色く枯れていく場合は、栄養不足や土の質が影響している事が考えられるので、ご紹介した対策法を試してみてください。

数か月後にはさらに元気で丈夫なオリーブに育っていることでしょう。