今やオリーブの果実やオイルなど食用として人気があるオリーブは割りと手軽に育てることが出来ます。

今回は育てる上で成長を促す役目でもある肥料やりに注目します。

植え付け後の肥料の適切な時期と方法をご紹介します。

オリーブの木を植え付けた後は肥料のあげ方は?

オリーブを育てる際の重要なポイントの一つとして肥料やりがあります。

鉢植えの場合、肥料を与える回数は年3回です。

春は1年で1番エネルギーを必要としますので、直前の2月中にしっかり肥料を与え蓄えさせておきます。

6月に追肥を行います。

伸びた枝に冬になると花芽が出来るので充実した枝にするためや、真夏の暑さに耐えうる力を付けさせるためには大事な作業です。

10月にも肥料を与えます。

11月の収穫直前に果実を十分肥大させ、またオリーブの木に力を付けさせるためにもしっかり施します。

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地植えでは、2月と10月のみで6月に肥料を与える必要はありません。

またどちらも植え付け直後は根を傷めてしまうので肥料を与えません。

寒い時期であれば1ヶ月後、暖かい時期なら2週間経ってから土の上に置肥しましょう。

肥料の与える方法として、鉢植えではゆっくり効く緩効性タイプを株元から2~3cmほど離し、適量を置肥します。

地植えでは有機肥料、もしくは化学肥料であれば緩効性タイプを枝先の真下へ適量を置肥します。

鉢の大きさや樹齢、品種などによって与える量が変わります。

鉢植えは土の量、地植えでは樹齢で使用料を調節しましょう。

肥料の使用料の目安として、お店で販売される苗木の樹齢は鉢の大きさ3号ポットで挿し芽1~2年、7号鉢で3~5年位です。

・鉢植え・・・6~8号(2月/10~15粒)、(6月/2~3粒)、(10月/7~9粒)、9~11号(2月/25~30粒)、(6月/10~15粒)、(10月/15~20粒)、12号以上(2月/計量カップ一杯)、(6月/20~25粒)、(10月/30~35粒)。

・地植え・・・樹齢3年以下(2月/20~25粒)、(10月/15~20粒)、樹齢3~5年(2月/30~40粒)、(10月/25~30粒)、樹齢5~10年(2月/計量カップ一杯半)、(10月/計量カップ一杯)、樹齢10年以上(2月/計量カップ三杯)、(10月/計量カップ二杯)

まとめ

オリーブの木を植え付けた後の肥料やりは、植え付け場所や環境などによって変わることがポイントです。

それぞれ適した量を施してあげる事が今後の育ち具合に影響しますので、十分気を付けたいですね。