オリーブは、シンボルツリーとして最近の日本の庭では定番となってきました。

室内でも鉢植えにして育てたり、観葉植物としても育てたりするのに人気が高いです。

また秋口に実がなって、使い道も多彩でさらに人気の理由の一つです。

そんなオリーブは、育てて行く中で樹形を整える剪定が必要な時がありますが、特に二股になったオリーブの剪定方法については、悩ましいところです。

そこで今回は、二股になったオリーブの剪定方法について紹介いたします。

二股になったオリーブの剪定方法は?!

オリーブを育てていると、思いに反して二股になって育ってしまうことがあります。

それでも基本的には、剪定の順序は、まず、枯れている枝や色が悪い枝切れば良いです。

次に互いの枝で混みあっている部分や下を向いている部分をカットしながら全体のバランスを見ていけば良いと思います。

しかし、二股になったお互いの枝が邪魔して成長が期待できない場合や、樹形が崩れてしまっている場合には、どちらかを剪定する必要があります。

そこで、二股になったオリーブを剪定する場合には、どちらの枝を残すかを考える必要があります。

基本的には細い枝を剪定します。

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そうすると、残った幹が曲がったままになっていることが多いので、支柱を立てて、育つ方向が上に向くように調整していきます。

支柱を立ててから1ヶ月ほどで、今までの向きとは異なった方向に育ち始めますので、焦らずに成長を見守ることが大切です。

一方で切り口には、そこから害虫やばい菌が侵入して木にダメージを与えてしまう可能性があるので、癒合剤をつけて、傷ダメージが広がらないようにしておくと良いと思います。

切り取った枝の方は、挿し木にして増やす方法もあります。

オリーブの木を増やすことができるので挑戦してほしいと思います。

まとめ

今回は、二股になったオリーブの剪定方法について紹介しました。

どちらの枝を残すかを考えながら、剪定し切り口の傷を対処していきます。

今回紹介した方法をマスターして、ぜひ、樹形の良い元気なオリーブを育てて、室内やお庭の印象をさらにおしゃれにして欲しいと思います。