オリーブは観葉植物としても人気で、部屋に飾ればさわやかな印象にさせてくれますよね。
そんなオリーブを、もっといろんなところに飾りたいと思っている方は、オリーブの揷し木をして増やしてみるのはいかがでしょうか。
どんな鉢に植えても個性的な植物なので、他のインテリアと合わせても、とてもいい雰囲気になります。
そこで今回は、オリーブの揷し木に適した時期や、揷し木をする際に最適な温度についてご紹介します。
オリーブの挿し木に適した時期とは?!
オリーブの揷し木をするのに適した時期は、初夏の5月から7月頃と、冬の2月です。
5月から7月の初夏の時期は、成長真っ只中の枝を使って行うので「緑枝挿し(りょくしざし)」と言われていて、2月の冬の時期は、枝は休眠中で太い枝を使うので「休眠枝挿し(きゅうみんしざし)」と言われています。
緑枝挿しは、新しい芽のついた枝を使い、休眠枝挿しは太く成熟した古い枝を使うという違いはあります。
しかし、どちらの時期でも、オリーブの揷し木の方法に違いはないので、揷し木をしたいと思ったら、どちらかの時期に行うのがよいでしょう。
揷し木をしたオリーブは、数ヶ月経つと枝から新しい芽が出てきます。
そして、さらに葉が数枚生えたら、オリーブの揷し木は成功です。
オリーブの苗木として、新しい鉢へ植え替えて育てていきましょう。
オリーブに挿し木をする際の最適な温度とは?!
オリーブの揷し木の時期は、暖かくなりだした初夏の頃か、真冬の時期に行うのがよいとされています。
特に春先や梅雨の時期が最適と言われています。
そして、温度は25度くらいがちょうどいいとされています。
25度以上になってしまうと、発根能力が低下してしまうので、あまり高い温度にしない方がよいでしょう。
冬場に揷し木をした場合は、室内に入れて日の当たる窓辺で育てると最適な温度にしやすいです。
まとめ
さて、今回はオリーブの揷し木についてご紹介しました。
揷し木という方法は、枝を切って土に挿すだけでできるので、初めてオリーブの木を増やすのにおすすめの方法です。
しかし、揷し木をしたら全て成功するというわけではないので、揷し木に使う枝は何本か用意した方がいいかもしれません。
オリーブの木は、お部屋のインテリアとして飾っていてもとても素敵な植物なので、ぜひ揷し木をしてオリーブを増やしてみてください。