オリーブの木を育てていると、部屋をもっと素敵にするために増やしたいと思うことがあるのではないでしょうか。
観葉植物としてとても人気のあるオリーブは、室内でも育てることができるので、インテリアとして家具と合わせたりすることもできますよね。
オリーブの木を増やすには、揷し木や取り木という方法があります。
取り木は、揷し木のように一度にたくさん増やすことはできませんが揷し木に比べて失敗が少ないです。
そこで今回は、オリーブの取り木に適した時期についてご紹介します。
オリーブの取り木に適した時期とは?
オリーブの取り木とは、枝の途中の皮を剥ぎ、水分を遮断することでそこから発根させることです。
発根したら、根の上で切って苗として育てることができます。
剪定する予定の枝などに取り木をすれば、そのまま枝を生かすことができます。
オリーブの取り木に適した時期は、春先から秋頃と言われています。
そして、オリーブの取り木に必要なものは、まずラップかビニール袋と、水苔、ビニールテープです。
まず、幹にカッターで切り込みを一周入れます。
そして縦に切り込みを入れると、簡単にくるくると皮が剥がれます。
この際、切り込みを入れるのは節のすぐ下だと発根しやすいです。
ちなみに、枝にこのように傷をつけてそこに栄養やホルモンなどが溜まることによって、発根を促すことができるのです。
枝の皮を剥いだら、しっかり水を吸わせた水苔を巻きつけます。
ラップなどで水苔の上から枝に巻きつけて、ビニールテープで固定します。
ビニール袋なども使うことができますが、発根したかわかるように、透明なものを使った方がよいです。
そして発根するまでは、水苔が乾かないようにする必要があります。
そのために、固定する際に、上の方に僅かな隙間を空けておきます。
少し乾きだしたら、隙間から水を入れて常に湿っている状態に保ちます。
だいたい2ヶ月から4ヶ月くらいで発根します。
発根していることが確認できたら、ラップやビニールを外して、そのまま苗として育てます。
まとめ
さて、今回はオリーブの取り木に適した時期についてご紹介しました。
取り木でオリーブを増やす方法は、苗を買うよりも手前がかかってしまいますが、自分で育てたという喜びを感じられるのではないでしょうか。
ぜひ、オリーブの木を部屋にたくさん飾って、素敵なインテリアにしてみてはいかがでしょうか。