大切に育てたオリーブの木の根元におがくずが落ちていませんか?

実はそれ、ゾウムシの仕業かもしれません。

オリーブをとてもよく好む”オリーブアナアキゾウムシは”特に食欲が高いために1度食害されてしまうと駆除するまでオリーブの木を貪られてしまい最悪の場合オリーブが枯れてしまいます。

そこで今回はそのゾウムシに対抗できる適切な殺虫剤についてご紹介します!

オリーブを狙うゾウムシに効く殺虫剤って?

オリーブの最大の敵といわれる”オリーブアナアキゾウムシ”は食欲が旺盛なだけでなく、繁殖力も高いので見つけ次第駆除することがオリーブを守るためには大切な処置です。

ですが成虫は飛び回る生き物ですので1匹ずつ的確に駆除することは難しいですよね。

そんなときに活躍してくれるのが殺虫剤です。

ゾウムシによく効くゾウムシ用の殺虫剤は存在しています。

ではその殺虫剤はどのようなものなのでしょう。

ゾウムシ用の殺虫剤として1番有名なものは『スミチオン』です。

ちなみに、スミチオンを調べると”農薬”と出てくるから殺虫剤じゃないと思われる方もいるかもしれませんが、実は殺虫剤と農薬は《国のどの省が認可しているか》という点が違うだけで実際はほぼ同じものになります。

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若干成分が異なる場合もありますが基本的には同じと考えていいと思います。

ではスミチオンはどのように使用するのでしょう。

スミチオンは散布する時期が明確に定められています。

4月、6月、8月の年3回で、この規定回数以上散布してしまうとオリーブにも人体にも悪い影響が出ますので必ず年3回を心がけてください。

散布するときは50倍に希釈し、霧吹きのようなもので散布します。

よく農家さんが使っているような噴霧器がおすすめです。

うまく希釈できるか不安という方でも始めから50倍に希釈してあるものも販売されているので安心してご使用いただけます。

この50倍に希釈したスミチオンは直接ゾウムシの成虫に噴射してももちろん効果は期待できますが、使い方としてはオリーブの木の根元付近に散布することが正しい使用方法です。

散布する際には必ず手袋、マスクを着用しましょう。

汚れてもいい服装や目を守るためにゴーグルなどもあると更に安心してご使用いただけますのでおすすめです。

まとめ

オリーブの害虫であるゾウムシにとって適切な殺虫剤は”スミチオン”です。

オリーブのためにも自分のためにも必ず規定の使用時期、回数、濃度を守って正しく使用しましょう。

ゾウムシに襲われても諦めずに素敵なオリーブを育ててくださいね。