せっかく植えたオリーブが枯れてしまった。

枯れる原因は?

枯れやすい時期はいつ?

枯れそうな時の対処は?

オリーブが枯れやすい時期、対策について、説明します。

オリーブが枯れる時期は?

オリーブの葉は銀色がかった緑になります。

その特徴ある葉が洋風のインテリアに合うと紹介されたことをきっかけに、日本でもオリーブを庭に植える方が急増したそうです。

庭で大きく育つオリーブの木は見ているだけで癒されますが、特徴ある緑の葉が徐々に黄色に変化しはじめ、やがて木が枯れてしまうことも少なくありません。

日当たり、水やりには十分に注意しているのに、なぜ、枯れてしまうのでしょうか。

枯れる原因は、2つ。

1つは、害虫です。

特に注意しなければならない害虫は、コガネムシの幼虫です。

この幼虫はオリーブの根を食い荒らし、根の息の根を止めてしまうほどの力をもちます。

コガネムシの幼虫が根を食い荒らすと、緑の葉が徐々に黄色く変色しますので、葉の色が黄色くなったら、注意が必要です。

ちなみに、コガネムシの幼虫の別名は、根切り虫。

コガネムシは夏に繁殖し、卵を植え付けます。

ですので、幼虫が活発に動くのは8~9月。

この時期が、オリーブがもっとも枯れやすい時期と言っても過言ではありません。

コガネムシの繁殖を防ぐには、土壌をアルカリ性に近づけておくことが、重要です。

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コガネムシは酸性の土壌を好みますので、腐葉土を使用する時は石灰を混ぜ込み、アルカリ性土壌に変えておくことをおすすめします。

2つめは、環境の変化です。

新しい土にオリーブを植えても、数年すれば、酸性土壌に変わってしまいます。

酸性土壌に変えるのは、雨です。

雨は弱酸性。

雨が降ったから水をやらなくても良いと安易に考え、放置してはいけません。

梅雨時等の雨が続く季節は、要注意。

早めの対策は、木の元に石灰を巻いておくこと。

これだけで、OKです。

まとめ

梅雨時から夏にかけては、オリーブだけでなく、どんな植物でもかなりのダメージを受けます。

乾燥に強いオリーブですが湿気・寒波には弱い性質をもちますので、梅雨時、冬は特に注意し、葉の変色、落葉等を定期的にチェックすることをおすすめします。