オリーブの木は、その昔地中海沿岸地方で生い茂っていた大きな木です。
種類も豊富で観葉植物として鉢植えで育てることもできます。
お日様が大好きで、乾燥には強いのですが寒さには弱い性質です。
鉢植えの場合、オリーブを日向に移動させるのが簡単にできます。
日光浴をすることでオリーブの木は、日のさす方へとぐんぐん育ちます。
オリーブを育てるのに、かかせないものがひとつあります。
まっすぐ伸びるように、また風などで倒れたりしないように支柱という支えを作ってあげましょう。
鉢植えのオリーブにはどんな支柱が最適?
支柱というと難しくきこえますが、簡単にいえばつっかえ棒です。
丈の高い植物を育てるときには、この棒がとても大事な役目を果たします。
オリーブも育てば長身の植物なので、支柱を立ててあげましょう。
ホームセンターなどで買える野菜用の支柱で十分ですが、それに似た丈夫な棒状のものがあれば代用できます。
鉢植えの場合の支柱の立て方は、植えた苗のすぐ横に鉢の底にあたるまでしっかりと差し込みます。
そしてせっかく立てた支柱がぐらぐらでは何の意味ももたなくなってしまうので、土をたして支柱の周りをがっちり固めて下さい。
支柱がしっかりしたことを確認したら、次に紐やワイヤーを使いオリーブの木の苗の幹と支柱を結びつけます。
2カ所くらい括り付ければ完成です。
支柱はなぜ必要?
支柱をたてる一番の目的は転倒防止です。
特に軽い鉢で育てていた場合、背の高いオリーブの木が少し曲がるだけでもすぐに転倒してしまう恐れがあります。
転倒することによってオリーブの根っこは比較的浅いので、引きちぎれてしまいます。
そうすればすくすく育っていたオリーブの成長がとまってしまい、落葉の危険性もでてきます。
こういったリスクを解消することも想定し、しっかりとした支柱を立ててあげることをおすすめします。
また、オリーブは、木のなかでも幹や枝が華奢なつくりなので成長の過程で折れてしまわないためにも支柱は大切といえるでしょう。
まとめ
オリーブはお日様をあびれば浴びるほどに、ぐんぐん伸びて成長を見せてくれます。
背丈が高くなれば、あらゆる状況により転倒してしまう恐れが高くなります。
せっかく育てたオリーブを守るためにも支柱をさして支るようにしてあげましょう。