オリーブは農産物として本格的な栽培をしているだけではなく、鑑賞用、ガーデニング用としても人気が高く家庭で栽培している人も多くなっています。

オリーブは小さな白い花を咲かせることでも知られていますが、開花を見たことがないという人もあります。

美しい花を楽しむためにも開花の条件は知っておきたいところです。

オリーブの花が開花する条件とは?!

オリーブの実はピクルスやオイルを摂る目的で栽培されていますが、丈夫で育てやすく、見た目がおしゃれということもあり、最近では家庭で観賞用として鉢植えで育てたり、庭に植えてガーデニングとして楽しむ人も増えています。

順調に育つと、実が採れることも期待できますが、実が付くためには花が咲くということも大事です。

オリーブは小さな白い花を咲かせますが、その花を見た事がない、存在を知らないという人も少なくありません。

まず、オリーブの花は6月ごろに開花することが多いですが、花が咲いている期間は4~5日程度ですので、見落としてしまう可能性もあります。

開花時期が近くなったら、花を見逃さないよう、木の変化を見守りましょう。

順調に成長すると毎年のように花が楽しめますが、開花しない場合は条件が整っていない可能性があります。

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オリーブは水はけが良く日当たりの良い場所を好みますので、湿気の多い暗い場所では順調に成長しない可能性があります。

そして、樹齢が若い場合も花は咲きませんので、苗を植えたばかりという場合は焦らずに成長を待ちましょう。

冬は暖かい室内で越冬させる人もありますが、冬の寒さにさらされないと花は咲きません。

開花の条件としては10度以下の寒さに20日以上あたるということもありますので、寒い時期も適度に外に出してあげましょう。

とはいえ、極端に寒すぎる場合も枯れることにつながりますので、寒冷地では注意も必要です。

そして病気や害虫で木が弱っている場合も開花しないことにつながりますので、病気や害虫への対策はしっかりと行いたいところです。

花芽は前年伸びた枝につきますが、切ってしまうと花芽も落ちてしまいます。

それゆえ剪定の失敗には注意が必要です。

この他では肥料が十分でないということも花が咲かないことにつながる場合もありますし、水やりの方法が適切でない場合も注意が必要です。

もともと、オリーブは乾燥に強いので、過剰に水やりをすることは避けましょう。

かといって極端に水不足になることも良くありませんので、適度に水分は与えてあげたいところです。

まとめ

オリーブの花を咲かせるためには寒さに当てることが大事です。

花が咲かない原因としては日当たりの悪い場所に植えたなど植えた場所が適切でないことも考えられます。

この他では剪定のし過ぎや病気や害虫が木を弱らせている可能性もありますので、正しい手入れを行ってあげましょう。