オリーブは最近ではオイルや実を食したりすることで健康食としても注目を集めています。
オリーブは地中海地方原産で、温暖少雨を好む植物で日本では香川県小豆島がオリーブの産地として有名です。
モクセイ科の常緑樹で庭木でシンボルツリーとして育てる人や、鉢植えでお部屋のインテリアとしておしゃれ空間を楽しむ人もいます。
また、オリーブの実を楽しみたい人は同じ品種の花粉では受精・結実しにくいため、2種類以上の品種を植えるようにしましょう。
特に開花期が長く花粉の量が多いネバディロ・ブランコという種類がもう一種類の木としては最適です。
オリーブの苗木を地植えする方法は?
オリーブの苗木を地植えするときに準備するものは、事前に土づくりをしっかりしておきましょう。
オリーブは土壌に対する適応力が高く、どんな土でも育ちますが弱アルカリ性で水はけのよい土壌が良いでしょう。
そして、日当たりのよい場所を好むためよく光の当たる温かい場所を植え付け場所に選ぶようにしましょう。
植え付けの時期は春植えが良いとされますので、1か月前には苦土石灰と堆肥、溶リンなどを混ぜておきます。
植える当日は、60㎝ほどの穴を掘り根鉢より一回り大きい穴を掘ります。
そこへ根を崩さないよう苗を入れ隙間の無いように土をかぶせていきます。
まんべんなく土をかぶせたら軽く抑えるようにしましょう。
苗の周囲に高さ5~10㎝ほどの土手を作り水鉢を作っておきます。
そこへ、なるべく太い支柱を深く差し込み幹と支柱をしっかりと麻ひもなどで縛ってください。
オリーブは根が浅く強風に弱いため支柱は必ずさしておきましょう。
その後水がしっかり浸み込むよう1か月ほどは水をたっぷりとあげてください。
オリーブの苗の間隔は?
オリーブの成長は意外に早く5mほどの高さに成長するため何本も植えるためには植え付ける間隔も検討しましょう。
4~6mは離して植えるのが良いでしょう。
また、家の建物のそばも避けたいですね。
果実を収穫する目的であれば、2種類以上の品種のオリーブを植えると良いとされています。
まとめ
オリーブの木は一度植えて根付いてしまえば水やりの手間がいらない植物で、気軽に楽しめるのも魅力の一つです。
庭のシンボルツリーとしても人気があり、そこにオリーブの木があるだけでどこか異国情緒たっぷりの空間が出来上がるのではないでしょうか。
そんなオリーブの木を是非植えて楽しんでみて下さい。