オリーブを育てたい方のために、この記事では土の作り方や配合比率について、調べたことをご紹介いたします。
ぜひ参考にしてください。
オリーブの土の作り方は?
オリーブは、土壌適応性が広くて、弱酸性から弱アルカリ性の土を好んで育ちます。
植え付けるときは、排水性の高い中性の土を使うとよく育ちます。
オリーブの土は、専用用土をおすすめしますが、自分で作る場合は、赤球土と砂と腐葉土などを混ぜて土を作ります。
通気性改良剤や、石灰質をくわえると、よりオリーブ好みの土になるでしょう。
また、水はけをよくするためにも、土に軽石を混ぜ込んだり、鉢底に丸石を敷いたりすることは有効です。
市販の赤球土と腐葉土に、軽石や砂、石灰を少し混ぜることで、オリジナルの用土が完成します。
お好みにあわせて、土を改良してみてください。
オリーブは小さな植木鉢でも大きく育つ性質があるため、鉢で育てている場合は転倒防止の重し用にするにも、石を底に置くのは有効ですよ。
鉢で育てる場合は7号の鉢がおすすめです。
10号でもよいですが、非常に重たいため扱いづらくなってしまいます。
オリーブの根っこは酸素を多く必要とする性質があるため、根っこに多くの酸素を送る工夫が必要です。
そのため、土の水はけのよさは非常に重要です。
地植えのオリーブは肥料をさほど必要としません。
骨粉と苦土だけでも十分育ちますし、むしろ肥料なしでも大丈夫な場合が多いです。
肥料よりも、土壌の改良を行うほうが、オリーブの生育には重要です。
また、オリーブは剪定によって木の勢いを弱めることによって、実に栄養が集中し高品質な実がなる性質があります。
なので、肥料をたっぷり与えてしまうと、実の品質が落ちる恐れがありますので気を付けましょう。
オリーブの用土の配合はどうする?
オリーブの用土の配合率は、専門家によって異なりますが、ここでひとつの配合をご紹介します。
赤球土1:砂1:腐葉土または酸度調整済ピートモス1に、通気性改良剤や石灰質を加えたものがおすすめという方もいます。
それぞれを買い求めるとお値段が高くつきますので、初心者のうちはオリーブ用に既に配合されている市販の土を買うのをおすすめします。
園芸店やホームセンターなどを尋ねれば、オリーブ専用の土を買い求めることができますよ。
【今日の庭いじり】
オリーブの木を剪定したらお約束の挿し木。
今回の剪定枝は少し太めなので太木挿し。
赤玉土が無かったのでピートモス、パーライト、バーミキュライトの混合。#GARDENINGJP #ガーデニング #挿し木 #オリーブ pic.twitter.com/8w1GD0uiLy— 片山 速夫 (@hayao_katayama) 2017年6月1日
まとめ
いかがでしたか?
今回はオリーブを育てるための土の作り方をご紹介いたしました。
オリーブが元気に育つには、まず土が重要です。
丁寧に作ってあげましょう。