オリーブは、神話や聖書の記述にも使用されている魅力のある木です。
そのエピソードをもとに、平和や知恵を意味すると花言葉にもなっています。
また、実は食用にもなりその実からとれる油は有名なオリーブオイルですし、木自体も人類にとって仕様用途に富んだ価値ある植物なのです。
オリーブを栽培するにあたっては、非常に大きく育つために植え替えをすることが必要になります。
ではさてこのオリーブの木、さらに大きく立派にするためには植え替え後どのような場所で管理すればよいのでしょうか。
植え替え後は日陰？日向？オリーブの好みはどっち？
オリーブがはじめにこの地球で過ごすために選んだ場所、それはヨーロッパとアフリカの間に広がる地中海の周りでした。
ここは、わりと温暖で雨の降る時期と乾燥する時期が交互に訪れるような気候の土地です。
植え替えたオリーブを育てる際には、まずこのことを覚えておくとよいでしょう。
このような土地を自ら選んだということは、オリーブを育てるためのヒントもここに隠れています。
オリーブの木は乾燥に耐える力をもっています。
しかし寒さに対しては不甲斐なく弱いのです。
日当たりに関してはどうでしょうか。
日陰か日向かといえば、オリーブにとって成長の糧となるのはお日様のあたる場所です。
日陰では、オリーブのすばらしい成長力を最大に引き出してあげることができません。
最悪の場合、枯れてしまう可能性もあるので、植え替えたオリーブはできるだけ日光浴のできる場所に置いてあげましょう。
日当たりの目安は特にありません。
日に当たれば当たるほど、その日の差す方をめがけてオリーブの木はすくすくと成長をみせてくれます。
温度の面でいえば、オリーブにとって１５℃前後が一番心地よいでしょう。
日当たりのほかにもう一つ重要なことがあります。
それは水はけです。
もともと乾燥した場所に生息していたゆかりもあり、水はけをよくしてあげることもオリーブを育てるのには欠かせない要素のひとつです。
まとめ
オリーブの木を植え替えたなら、その後の場所の候補として一番よいのは日当たりがよく水はけに優れた環境です。
オリーブの木にとって、日光浴は成長を促す最大の栄養源です。
たくさん日に当ててあげるようにしましょう。
