カイガラムシは見た目から動くこともなさそうに見えますが実は昆虫で、発生すると吸汁します。
カイガラムシは身体の表面が硬いタイプとフワフワした表面をしているタイプがあります。
また脚が発達しているカイガラムシも居れば、動かないタイプも存在しているため多くの種類が存在しています。
葉っぱや枝または幹などに白い色だったり茶色だったりの点が存在していたりした場合にはカイガラムシの可能性があります。
これは色々な植物に発生するものですが、オリーブの木も例外なくカイガラムシが発生します。
オリーブの木でカイガラムシが見つかる例とは?
オリーブの木に発生したカイガラムシは狭い場所を好み、幹や枝などに発生しやすく見た目なども様々なです。
カイガラムシは非常に小さく、大きさはおおよそ1ミリから3ミリほどです。
形状も丸であったり縦長であったりと様々ですが、カビとは思えない白いものがたくさん付着していた場合にはカイガラムシを疑ってみましょう。
また、アリを見つけたときは注意が必要です。
カイガラムシの糞には糖類が含まれていると言われており、アリが寄ってきてしまいます。
オリーブにとってアリそのものは無害ですが、カイガラムシの糞を求めてやっていくる可能性があります。
アリの進路を確認してカイガラムシが居るかどうかを見極める方法などがあります。
オリーブの木に発生したカイガラムシの駆除方法は?
カイガラムシは種類によって薬剤が効く場合もあれば、全く効き目が薄い場合もあります。
表面が硬いタイプであったりフワフワした表面をしているタイプがあると冒頭で説明しましたが、薬剤が身体に染みない場合には退治できないのではと考えられます。
薬剤が効かない場合には地道に自分の力で取り除かなくてはなりません。
狭くて風通りの悪い場所を好むカイガラムシはヘラや爪楊枝など、細い場所にも届く物で取り除くことが望ましく、取り除くこと自体はそこまで難しいものではありません。
まとめ
カイガラムシは1ミリから3ミリほどの大きさで形状は様々です。
また、硬いものからフワフワとした表面をしており、薬剤などが通用しないものまであります。
そのため判断が難しいのですが、自分の手で取り除くことになる場合がほとんどです。
その際には狭い場所などを好むためヘラや爪楊枝などを使用することをおすすめしています。
アリなどが発生した場合にもカイガラムシがいる可能性があります。
カイガラムシの糞は糖類を多く含んでおり、それを好んでアリが発生するケースです。
アリのルートを探ることでカイガラムシを発見できる場合がありますので、アリが発生した場合にはオリーブを観察してみるようにしましょう。