オリーブは、見た目が美しいので観葉植物としても人気です。
そして、観賞用としてだけではなく、オリーブは実を食べることもできるところが家庭菜園としても人気があります。
そこで今回は、オリーブの揷し木から発根するまでの期間についてご紹介します。
オリーブの挿し木から発根するまでの期間は?
まず、オリーブの揷し木をするには、揷し木となるオリーブの枝を作るところから始まります。
オリーブの枝を切る際は、10センチから15センチくらいの長さがちょうどいいです。
そして、揷し木は成功しない可能性もあるので、枝は何本か用意しておく方がよいです。
その後、枝の切り口を斜めに切ります。
コップなどに清潔な水を入れて、2時間以上つけておきます。
揷し木の成功のコツとしては、たくさん水分を吸い込ませることです。
しかし、8時間以上置くと、発根率は低下してしまうので注意が必要です。
オリーブの枝にしっかりと水分を吸い込ませたら、枝に発根促進剤を塗ります。
この発根促進剤を塗ることで、より早く、しっかりと発根することができます。
次に、鉢に土を入れます。
この際に土はしっかりと湿らせるようにします。
オリーブを枝から発根させるまでは、かなりの水が必要です。
ここまでの準備ができたら、いよいよ土に枝を挿します。
この時には、オリーブの枝が倒れないように穴は小さめに、深く作ることが大切です。
そして、鉢を日当たりのよい場所に置きます。
しかし、直射日光は当たらないような場所にしましょう。
冬は、室内に置く方がよいです。
揷し木から発根するまで、こまめに水をあげるようにしましょう。
鉢に入れてある土が、常に乾くことのないようにします。
かといって、一度にたくさんの水をあげると揷し木が腐ってしまうこともあるので、適量をこまめにあげるようにしましょう。
オリーブは、揷し木をしてから春夏2ヶ月くらい、秋冬は4ヶ月くらいで発根します。
ちなみに、揷し木をしてから3~5年後には実をつけるようになります。
まとめ
さて、今回はオリーブの揷し木から発根するまでの期間についてご紹介しました。
発根するまでの期間は時期によって差がありますが、うまく育てることができればしっかりと根をだしてくれるでしょう。
オリーブを育てている人は、ぜひ揷し木をして増やしてみてはいかがでしょうか。