オリーブは温かい地域で栽培されることが多い樹木ですが、枝や葉っぱを大量に切り落とされて、ほぼ丸裸になっている姿を見たことがあるでしょうか。それは、強剪定をした後のオリーブの姿です。

今や多くの家庭の庭で見られる人気のオリーブですが、育てて行く中で強剪定が必要な時があります。どのようなときに強剪定が必要でしょうか。そこで今回は、オリーブの強剪定方法やコツについて紹介いたします。

オリーブの強剪定の方法は!?

オリーブ 強剪定 方法

オリーブも大木になってくると、樹形が崩れてくるので剪定が必要です。こまめに剪定をしていれば良いのですが、大木になりすぎ、枝が太くなりすぎたりすると太い枝を短く切ったり多くの枝や芽を切ったりすることが必要です。枝が太い分、その部分を切ると切り口が広がります。そうなると樹木への負担が多大きくなり枯らしてしまうことがあります。

また切り口付近から、徒長枝という枝が出やすくなり、混みやすくなります。注意しなくてはいけないので切り口に水がたまらないように斜めにカットすることが大切です。徒長枝は必ず出てくるので、その都度剪定する必要があります。この徒長枝をしっかり切ることが大切です。

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時期は暖かくなる頃の3月から4月が良いです。しっかり切っても気候が温かいと樹木へのストレスもかかりにくいので、この時期を選ぶと良いです。

強剪定をするときに大切にしたいのは道具です。切り口が大きい分、清潔で切れ味の良いものを選んで使ってください。切り口から害虫や雑菌が入らないようにすることが大切です。さらに切り口を良い状態しにしておくために、癒合剤という薬品を使用すると、害虫や雑菌の侵入を防ぎ、切り口が落ち着きます。そうすることで、大きい切り口ができても剪定が整います。

まとめ

今回は強剪定方法やコツついて紹介しました。強剪定をするのには一定のリスクを伴います。失敗すると、強剪定をキッカケに樹木を枯らしてしまうケースがありますが、今回紹介した方法をマスターして樹形の良いオリーブを育てて、お庭の印象をさらにおしゃれにして欲しいと思います。