オリーブオイルを生産している栽培農園さんだけではなく、最近では一般家庭でも育てられている事が多いオリーブの木。

原産地でもある地中海の爽やかでおしゃれなイメージからインテリアやシンボルツリーとして人気が高まっています。

オリーブは葉にも実にも美容成分や栄養素がたっぷり含まれています。

春になると新芽がでて、花が咲き実になります。

新芽が枯れてしまうと、花も実もダメになってしまいますね。

新芽が枯れるのにはどのような原因があるのでしょう。

また、対処方法もご紹介しますね。

オリーブの木の新芽が枯れる原因と対処法とは?

オリーブの新芽が枯れてしまう主な原因をみていきましょう。

オリーブは日当たりの良い環境を好みます。

ですが、途中から栽培環境を変えてしまうと、対応できず葉から枯れてしまう事があります。

例えば、最初は室内のある程度日の当たる場所で管理していたとします。

それを、日に当てようといきなり外へ出し直射日光に当たる環境にしてしまうと、まず葉焼けをおこします。

葉焼けをおこすことで、病気も発生しやすくなりせっかく出た新芽にもダメージを与えてしまいます。

また、ハマキムシという害虫が原因で新芽が枯れる事があります。

ハマキムシは葉を食べる蛾の幼虫ですが、実は柔らかい新芽も大好物なんです。

新芽が枯れている場合、害虫がいないかも確認した方が良いでしょう。

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対策としては、直射日光は避け日当たりの良い場所で育てることと、枯れた新芽は全部摘み取ることです。

適した環境で育ててあげると残った新芽も順調に育ち、5月頃には可愛らしい花を咲かせてくれるはずです。

ハマキムシの特徴はその名の通り、巻いた葉の中に隠れています。

その中で新芽を食べたりしているんですね。

葉が丸まっている場合、ハマキムシがいる可能性が高いので確認し、見つけたらすぐに葉っぱごと駆除してください。

広がっている事も考え、殺虫剤を撒いた方がよいですが、葉にかかるように撒くのが効果が期待できます。

まとめ

春になって新芽が出ると気持ちも明るくなりますよね。

その新芽が枯れてしまっては残念な気持ちになります。

育てる環境を急激に変えない事や、日頃から剪定などで風通しを良くし、害虫がつきにくいようにする事が大切という事ですね。