オリーブは、種類にもよりますが大きいもので成長すると10メートルにもなる大きな木です。
原産は地中海沿岸といわれています。
その名の通りオリーブの実がなる木で、この果実からオリーブオイルが作られていることでも有名です。
見るからにおしゃれな葉の付き方などが好評で、観葉植物としての室内のインテリアにも注目が集まります。
また、成長が著しいので、庭先などに地植えするにもうってつけな樹木です。
オリーブには沢山の種類があるので、用途にあわせて選んでみるのもおすすめです。
ここでは、成長力が強いオリーブの植え替えについてご紹介したいと思います。
オリーブは植え替えが必要?
もともとオリーブは地中海地方で生い茂る植物です。
このあたりは比較的暖かい地域ということもあり、オリーブは暖かい時期に健やかに成長する性質をもっています。
寒さは苦手なので、春から夏にかけては嬉しそうにすくすく成長をみせてくれます。
この時期の成長の威力は格別です。
あっという間に大きくなるため、この成長にあわせて植え替えをしてあげるようにしましょう。
とくに鉢で育てている場合は、必ず植え替えが必要です。
なぜなら、木が大きくなればその分根も張ります。
鉢の中で根っこが窮屈になる前に、大きな鉢もしくは野外の日当たりのよい場所に植え替えてあげて下さい。
オリーブの植え替えはいつ頃がいいの?
オリーブは実のなる木です。
実が実る季節は夏です。
また、オリーブは冬の寒さには弱い植物です。
こういった理由から、夏と冬の植え替えはおすすめできません。
春か秋なら植え替えるには問題がないでしょう。
なかでもこれから暖かくなり成長をはじめる時期、春の3月4月ごろが最適といえます。
鉢植えの場合は、放置してしまうとどうしても根っこが成長しすぎて窮屈になるので、植え替えの頻度の目安としては1、2年に一度くらいは植え替えるようにしましょう。
また、鉢植えで葉が下の方から黄色く変色してきたとき、この時も植え替えが必要です。
これはオリーブの成長に欠かせない、土の栄養が不足しているサインです。
この場合、植え替えに加えて肥料を与えることもおすすめします。
まとめ
オリーブの木は、成長の速度が速い特色があります。
木の成長と共に根っこも急速な成長をみせるので、鉢植えの場合は定期的に植え替えが必要になります。
種類によってはかなり大きくなるものもあるので、植え替えは日当たりのよい野外に地植えしてあげるのも一つの方法です。