オリーブはオイルや実を商品とするために栽培されているというイメージもありますが、比較的育てやすいこともあり一般家庭でもガーデニング用の木として選ばれています。
植え付けをし、成長すると花や実も楽しめるようになりますが、新芽が発芽する時期がいつ頃なのかも気になるところです。
オリーブの新芽が発芽する時期とは?!
オリーブというと、実やオイルを採取するための商業用の植物というイメージもありますが、ガーデニングや室内の観葉植物としても人気が高まっています。
オリーブの苗はホームセンターの園芸コーナーや植木店、さらに通販などでも入手することができます。
害虫や病気にも比較的強く、乾燥にも強いなど比較的育てやすく、しかも実の収穫を楽しめるのもメリットです。
オリーブにも色々な種類がありますので、まずはそれぞれの特徴を良く比較し、目的に合う品種、育てやすいものを選びましょう。
まず、植える場所としては、日当たりが良く、水はけの良い場所が向いています。
植えつけ次第で、今後の成長にも大きな影響が出る可能性もありますので、良い場所を確保しておきましょう。
土は弱アルカリを好みます。
粘土質で排水の良くない場所に植えてしまうと根腐れが起きてしまうこともありますのでこうした土地の場合は土壌を改良する必要もあります。
根は3月ぐらいから活動を始めますので根の動きが止まる冬は植え付けに向いています。
根は浅く、風に弱い傾向がありますので風当りの強い場所は避けておきたいところです。
新芽が出る時期も知っておきたいですが、地域によっても差はありますが、新芽は春先の4月ぐらいから出てきます。
オリーブの新芽の時期と肥料を与える時期はいつ ?
オリーブを順調に成長させるためには肥料を与えることも大事ですが、肥料はどの時期に与えても良いというわけではありません。
与えるタイミングとしては、新芽が出る少し前の3月上旬や、花を咲かせたあとの6月上旬、さらに収穫前の9~10月ぐらいが良いとされています。
新芽が出てくる頃には栽培はより楽しいものとなりますが、新芽を狙った害虫も発生しやすいので注意が必要です。
オリーブにつく害虫にも色々な種類がありますが、ハマキムシはオリーブの新芽を好物とすることで知られています。
ハマキムシがつくと葉が丸く葉巻のような状態となりますので、こうした変化が見られたら早めに駆除を行いましょう。
ハマキムシの駆除にはスミオチン乳剤やオルトラン水和剤が向いています。
2月頃、強風で倒れた我が家のオリーブの木。倒れた時に根っこが切れてしまい、植え替え後も葉っぱが全部落ちてもうダメかと半分諦めてた。ところが…
出たよ新芽‼️冬から春、そして暑い夏を乗り越えて、長い眠りから覚めた我が家のオリーブの木。力強い。#オリーブの木 pic.twitter.com/scsE43ptra— 東根作寿英 (@nekojijou) 2018年9月22日
まとめ
オリーブの新芽は地域や気候などでも変わってきますが、春先から発芽の傾向があります。
新芽が出てくることは栽培の楽しみのひとつですが、その頃には害虫も発生しやすいので対策はしっかりと行っておきましょう。
順調な成長のためにも肥料を与えるタイミングも知っておきたいところです。