ジリジリした太陽が照り付ける暑い地中海で元気に育つオリーブは他の植物よりも暑さにとても強く西日がきつい西向きのベランダでも育てることが出来ます。
むしろ最近では西日で劣化する建物の西日対策として西側のベランダに植物を置くこともあります。
さっそく西日の当たるベランダにオリーブを置いた場合どんな対策が必要かご紹介しましょう。
ベランダでオリーブを育てる場合の西日対策とは?
太陽の光が大好きなオリーブの木は西日程度の日光でも枯れることはなく、丈夫で常緑なことから日よけの役割も持っています。
ですが、気を付けなければならない点があります。
それは乾燥に注意することと、樹形がまとまりにくくなるのでこまめな剪定が必要なのです。
ベランダで育てる場合は地植えとは違って鉢で育てることになります。
その上強い日差しに当たり続けることでいくら乾燥に強いオリーブでも極端な乾燥には弱く水切れを起こしてしまうことがあるのです。
そこで土の状態を良く観察しながらタイミング良く水やりをしましょう。
また、オリーブの木はすぐに枝が伸びます。
しかし暑すぎると樹形がまとまりにくくなるので剪定しながらある程度の大きさにまとめましょう。
オリーブの種類の中でもあまり大きくならない品種を選ぶことで剪定の作業が抑えられることもあります。
またできれば鉢植えは通気性の良い素焼きの鉢がおすすめです。
プラスチック製の鉢など通気性の低い鉢だとあまりの暑さに鉢の中が蒸れて根腐れすることもあります。
さらに土の表面にバークチップなどをかぶせて鉢の中が熱くなり過ぎないように予防するのも良いでしょう。
ですが基本的にオリーブは日差しに強く丈夫な性質の植物なので西日が当たるベランダでも育てることができるおすすめの植物です。
まとめ
オリーブは海外の暑い地域でも育つことから西日の当たるベランダでも育てることが出来ます。
乾燥のし過ぎや剪定など育てる上で気を付ける点はありますが、強い西日が当たる建物の劣化防止にも使えるオリーブをぜひ育ててみて下さいね。