植物を育成していくと虫の発生は避けられません。

この世に生息する植物に虫のつかないものはないと思っていても間違いはないでしょう。

植物に生息する木は毎年同じであるとも限りませんので、駆除や対策方法はしっかりと学んでおいて損をすることはありません。

オリーブの木に生息する幼虫の対策と駆除方法とは?

オリーブの木に生息する幼虫にはコガネムシの幼虫、ハマキムシ、スズメガの幼虫が代表的です。

これらは青虫とされ主に葉っぱを主食としていますが、木の幹に生息する幼虫もいます。

それがテッポウムシと呼ばれるカミキリ虫の幼虫です。

木の幹を主に主食としているため、オリーブの内部から被害にあうため注意が必要です。

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青虫の駆除と対策とは?!

コガネムシの幼虫とハマキムシそれからスズメガの幼虫はいずれも青虫に該当していますが、これらは刺されるわけではないので、ピンセットや軍手などで取り除くことができます。

また、卵は発見次第すぐに取り除く必要があります。

テッポウムシの駆除と対策とは?!

テッポウムシは青虫と違い、木の幹を主食とするため、主に幹の中などにいます。

幹に穴が開いていたときには注意が必要です。

木くずなどが落ちていた場合も注意しましょう。

幹の中にいる幼虫は針金など比較的形状を自由に変えることができる細いものを使用して駆除するようにします。

薬剤を使用しての駆除と対策とは?!

食用としてオリーブの木を育てている場合には避けるべき駆除方法ですが、鑑賞用として育てている場合には薬剤を使用した駆除方法なども有効です。

紹介した害虫のいずれも有効な薬剤にスミチオン乳剤の散布がおすすめです。

木の幹に散布することによって成虫が卵を植え付けにくくなるのでこの方法を使って害虫対策を施すことが可能です。

そして、土をアルカリ性にしておくとよいでしょう。

幼虫は植物に元気がないと発生すると言われています。

そのため日当たりや風通しをよくすることでもわずかではありますが対策を行う事ができるようになります。

オリーブは酸性を嫌い、アルカリ性を好みます。

また、コガネムシは酸性を好みアルカリ性を嫌います。

アルカリ性の土を維持することで害虫対策を施す事ができるようになります。

 

まとめ

オリーブの木に生息する幼虫の駆除などはそのまま軍手などで捕まえて取り除くことが可能です。

食用のオリーブとして育てていた場合を除けば薬剤を散布するという方法も有効です。

スミチオン乳剤を木の幹に散布することで成虫などが卵を植えにくくする方法も対策の一つとなります。

また、オリーブの木はアルカリ性を好むため、アルカリ性の土を維持することも大事です。