室内でオリーブを育てることは難しいと言われますが、どのように難しいのでしょうか。
室内で育てる場合の注意点、枯れた時の原因、対処についてアドバイスしたいと思います。
室内で育てたオリーブが枯れた時の原因は?
室内でオリーブを育てる時の注意点は、大きく分けて2つあります。
1つは、日当たりです。
もう1つは、土壌です。
まず、日当たりからですが、オリーブは日差しを好む果樹になりますので、なるべく日当たりの良い場所に置いてあげましょう。
一年中明るい、温かな日差しが当たる場所を選ぶことが大切です。
置く場所は窓際がおすすめですが、たまにはベランダに出して日光浴をさせてあげましょう。
特に、生育期の春から秋にかけては、太陽の光が当たる場所に置き、日光浴をさせてあげると、すくすくと育ってくれますよ。
2つめの土壌に関してですが、本来は屋外での生育が基本のオリーブですから、屋外で育てる時以上に、土には気を配らなくてはなりません。
水はけの良い、新しい土を用意します。
オリーブは湿気を嫌いますので、できれば、オリーブに適した専用土を用意しましょう。
専用土が見つからない時は、赤玉土(小粒)と腐葉土を用意し、赤玉土を6、腐葉土を4の割合で混ぜ合わせます。
その土に、有機石灰を混ぜ込めば、土は完成です。
オリーブは酸性の土を嫌いますので、石灰でアルカリ性の土に変えておくことを忘れないでくださいね。
この2点を守っていれば、そうそう枯れることはありません。
ですが、室内でも害虫・病気の心配はあります。
ちなみに、オリーブアナアキゾウムシ・炭そ病を発見した時は、発見次第すぐに取り除くことをおすすめします。
まとめ
オリーブと聞けば、ポパイの恋人のオリーブ・オイルを思い出す方も多いのではないでしょうか。
オリーブより10年ほど遅れて登場したポパイはほうれん草を食べると超人的パワーで天敵ブルートをやっつけます。
ポパイ・オリーブ・ブルート(ブルータス)は、その後、若者向けの情報雑誌の名前に採用されていることは、よく知られております。
さて、オリーブ・オイルですが、オリーブは4人兄弟。
その一人であるキャスター・オイルはオートバイのエンジンオイルメーカーのカストロールに由来しております。