インテリアグリーンや、食用品などでも必ず聞いた事があると言っても過言ではないと思われる“オリーブ”。
鉢植えでも、庭木でも育てられる上、見た目も地中海の木だけあって爽やかな印象、その上さらに育てやすいとまでくれば、グリーン好きなご家庭に備わっている人気な種類ですね。
近年では、マンションのような庭にない住宅に住まわれている方達も多いでしょうから、鉢植えでも好きな大きさに“オリーブ”は育てられる所は人気の一部でしょう。
いつの日か庭のある家に住む時期が来ても、植え替えて庭木にする事も可能ですしね。
そんな“オリーブ”の苗木を、インテリアグリーンにする予定で購入した場合でも、植え替えが必須とされています。
庭に植えて、大きさを気にしないで育てれば何メートルにもなる木ですので、苗木からの成長もグングンと大きくなるので、購入時の鉢のままでは、窮屈になってしまうのも納得ですよね。
そこで、いざ鉢から出そうと思ってみたところ・・・何かで引っかかって出てこない・・・、と言う事がよく起こりえます。
何とか取り出してみれば針金で固定されていました・・・という理由のようです。
何故わざわざ針金などで固定されているの?
植え替えた後も針金は巻いておく方がいいの?
と、はてなマークが頭に散乱してしまいますよね。
そんな「“オリーブ”についた針金」の疑問について調べてみました。
オリーブの根に巻かれた針金とは?!
まずは、“オリーブ”を購入後、鉢を替える時に根っこが針金で固定されている理由を探ってみました。
“オリーブ”の木の根っこは、浅めに横に広がって成長するタイプです。
そのため、通常の鉢ですと横広がりなタイプは少ないと思われますので“オリーブ”としましては、成長時に不安定になってしまうのです。
針金で根をしっかりと固定されていた“オリーブ”は、固定されていなかった“オリーブ”よりも、しっかりと根を張って成長できるということだったのです。
その代わりに植え替えの時に中々、手こずってしまうという状況になってしまう訳なのですが・・・。
バランスを取りながら成長する為に付けられていた針金ですので、鉢を替える時には切ってしまって大丈夫です。
キチンと針金で固定されていた“オリーブ”でしたら、根っこも根腐れを起こしてなければ、ちゃんとした根が生えているはずです。
しかしながら、大量に根腐れを起こしていたり、取り出す時にちょっと乱暴になってしまって根がほとんど切れてしまったり等の理由で、根の部分が物凄く少なかったりした場合があるかもしれません。
その場合は、植え替えた後に支柱などを使って、“オリーブ”の木が不安定にならないようにしてあげて下さいね。
まとめ
“オリーブ”は生命力が強いとよく言われていますが、その逆に根が浅めに張るタイプ故に、強風などでも倒れやすい事でも有名な木でもあります。
倒れにくくするには、根の力はとても重要になってくる為、購入時には針金で固定されているのでしょうね。
取り出す時に針金のせいで悪戦苦闘するかもしれませんが、そのお陰で立派に根を生やせたのかな?
と、あまりイライラしないであげて下さいね。