自然災害がおこると、強風によって木が根っこごと投げ倒されることがあります。
オリーブの木は背丈の高さはあるものの、意外と根っこは浅くて木の中でもとても風に弱い性質があります。
そのため、オリーブは台風ほどの強風でなくとも、雨や風で簡単に根っこから倒れてしまいます。
また、他の木に比べて幹や枝も華奢なつくりなので折れてしまう危険もあります。
反対にそんな華奢な背格好は、インテリアとしては非常におしゃれな印象を与える魅力でもあるのですが。
では、この木が倒れないようにするにはどうすればよいのでしょうか。
その答えは支えとなる支柱を備えてあげることです。
その支柱についてご紹介したいと思います。
庭に植えたオリーブの木にはどんな支柱が必要？
支柱はオリーブの木が倒れてしまわないように支えるものです。
倒れてしまうとどうなるのか、まずはその理由を知る必要があります。
倒れるまでいかなくとも、木がぐらぐらすることで負担をうけるのが根っこです。
木にとって根っこはとても重要な役割をしています。
水分や栄養を吸収する機能がそこにあるからです。
倒れたり揺れたりすることで根っこが千切れることもあります。
千切れないにしても、その振動から根の成長がとまってしまいます。
特にオリーブは根が浅いので、受ける影響は大きくなります。
オリーブがすくすく育つためにもしっかりとした支えが必要です。
植えた当初はこの支柱が特に重要になります。
庭植えの場合、どんな風があたるかわからないので、支柱は太くて丈夫なしっかりとしたものを選びましょう。
そしてそれをオリーブの木の横に深く差し込み、支柱がぐらぐらしないように土で固定しておきましょう。
支柱ががっしりとしたら、支柱とオリーブの幹を紐またはワイヤーで結び付けます。
１カ所では頼りないので、２カ所留めておくことをおすすめします。
これで支柱は完成です。
まとめ
オリーブの木は根っこが浅いわりに背丈が高いので、特に庭植えの場合は雨風の影響をうけ転倒する可能性が大いにあります。
オリーブの木の転倒は、大事な根っこの生育に深く影響を及ぼします。
このリスクに対して、太くて立派な支柱を立て、オリーブの木を雨風から守ってあげる必要があります。
支柱は土でしっかり固定し、オリーブの木と支柱が離れないように結びつけておきましょう。
