オリーブの花が見られるのは6月ぐらいと言われていますが、品種によって開花の時期は違ってきます。
日本で多く栽培されているミッションは比較的開花が遅いオリーブとなっていますが、その特徴や開花させるコツも知っておきたいところです。
国内でも栽培の多いオリーブ・ミッションの開花時期は?
日本国内でも特に多く栽培されているオリーブはミッションです。
こちらはスペイン系となっており、アメリカのカリフォルニア州で発見されたオリーブです。
オリーブとしては珍しく自家結実性に優れているのが特徴で、一本でも果実をつけることができ、その果実はオリーブオイルやピクルスに加工されています。
直立性があることもあり、ガーデニングでもよく選ばれているオリーブです。
上に向かって伸びていきますので、鉢植えのまま狭い場所で育てたいという人にも向いています。
ミッションの開花は5月下旬~6月上旬とされていますが、オリーブの中では比較的開花は遅い傾向にあります。
一本でも果実を楽しめるオリーブですが、より多くの収穫を得たいという場合は受粉樹を近くに植えておくと良いでしょう。
受粉樹には開花の時期が近いネバディロブロンコなどが向いています。
花を楽しむためには元気に育てることが大事ですので、他のオリーブと同様に日当たりが良く水はけの良い場所に植えます。
乾燥に強い木ですので水のやりすぎには注意しましょう。
花が咲かない場合は土が合っていない可能性もありますので、土壌の改良も考えてみたいところです。
オリーブはアルカリ性の土を好みますので、ブレンドはバランス良く行いたいところです。
オリーブ専用の土も販売されていますので、手軽に最適な土を用意したい場合はこうした商品も活用してみましょう。
まとめ
国内でも人気の高いオリーブであるミッションは自家結実性に優れていることでも知られています。
開花時期は数あるオリーブの中でも比較的遅い傾向にあります。
開花させるためには健康に育てることが大事ですので、植える場所は慎重に選び、水やりのし過ぎにも気を付けます。
花が咲かない場合は土が合っていない可能性もありますので、見直してみると良いでしょう。
受粉樹を植える場合はできるだけ開花時期が近い物を選と良いでしょう。