インテリアやシンボルツリーとして家庭で育てられる事が増えてきたオリーブの木。
涼やかな姿が素敵な樹木ですね。
オリーブの木は、春に新芽をつけたあと花を咲かせ実をつけます。※実をつけるには条件があります。
オリーブの実は有名ですが、花もとてもかわいいんですよ。
種類にもよりますが、白くて小さな花が咲きます。
オリーブの花が枯れることもあるのですが、その原因はなんでしょうか。
今回はオリーブの花が枯れる原因と対処法についてご紹介します。
オリーブの白い花が茶色に枯れる!?原因と対策方法は?
最初に考えられる原因として、水やりの管理方法です。
オリーブの木は乾燥に強く、夏場以外では自然の雨で十分といわれています。
どんな植物でも水やりの管理は大変気を使う作業ですね。
やり過ぎてもやらな過ぎても、植物へダメージを与えてしまいます。
特に、花が茶色や黄色に変色して枯れてしまう症状は水のやり過ぎが原因ということが多いようです。
または、土が古くて質が悪く、根が思うように水分を吸収できない状態の時にも、花や葉が枯れてしまいます。
水やりは適切で土や根の状態も悪くないような場合は、害虫の被害が考えられますね。
特にオリーブの木に発生する「オリーブアナアキゾウムシ」は葉やつぼみを食べてしまいます。
4月から秋頃まで発生するので、幹に穴が空いていないか確認する必要があります。
オリーブアナアキゾウムシの幼虫が、幹の中に入り込むためです。
成虫も幼虫も見つけ次第すぐに取り除くようにしましょう。
枯れてしまった花はそのままにせず取り除いてください。
害虫被害にあっている場合には周辺の葉や枝も切り落としたほうが安心です。
その後、薬剤を撒いて被害が広まらないようにすることが大切です。
花が枯れないようにするためには、適切な水やりが必要ですね。
水のやり過ぎは良くないので、葉や枝の様子も観察しながらあげるようにしましょう。
鉢植えの場合は根詰まりを起こしていないかなどの確認が必要です。
また、花が咲いている時期の植え替えは控えましょう。
環境が変わる事で花にダメージを与えてしまう事があるからです。
まとめ
オリーブの花は白いので変色してしまうと目立ってしまいますね。
花が変色しているのを見つけた時には、水やりは適切だったか、害虫はいないか、土の質や根の状態など順番に原因を探っていきましょう。
枯れてしまったものは残念ながら元には戻らないので、病気予防のためにも枯れた花はすぐに取り除くようにしましょう。