オリーブのルッカという品種は、イタリア原産でアメリカから日本へきました。
この種類はほかの品種と交配しなくても実がなります。
果実は大きくて成長も早くて油分も高いため、風味や味がフルーティーだと言われているオイルです。
成長していくとだんだん葉っぱや枝がねじれてくるのが特徴です。
そして木の形は横に広がっていき、枝も上に伸びてくるため、剪定を頻繁に行い、ルッカの形を綺麗に整えてあげましょう。
葉っぱは広くて大きい形をしていて、平面的で丸みを帯びているため、主にオイルをとるのに使われています。
オリーブのなかでもルッカは他の種類と混合しないでこの種類のみで実が成りますが、1本だけだと収穫量が少ないのです。
たくさん収穫をしたいという場合は、ネバディロブロンコなどを近くに植えて受粉して実を増やしてみましょう。
ルッカは観賞用としても栽培されており、大きなテラコッタに植えてベランダで栽培することも可能です。
オリーブ ルッカの自家結実とは?
ルッカは、昔から地中海沿岸にある乾燥地帯で栽培されていて、成長したら7mから10mにも高さが伸びて、枝が分かれます。
ルッカは通気性が悪くなって根があまり伸びないと、風で倒れやすくなってしまう恐れがあります。
普段地植えしている場合には水やりは必要ありません。
同品種の花粉だと受粉する可能性が低いので、実を付けたい場合には、違う品種を近くに植えてみると受粉しやすくなるのです。
風に吹かれて花粉が散ってくっつくので、開花期に雨がふってしまうと受粉する可能性が低くなってしまいます。
そして雨が続けば、炭ソ病という病気にかかってしまいやすくなるので注意しましょう。
まとめ
ルッカは観賞用でも人気があります。
他の品種と受粉しなくても実が成る性質を持っていますが、実は少ししかならないそうです。
もし、ルッカの実がたくさん欲しいとなれば、近くに別の品種を並べて育ててみてはいかがでしょうか。