オリーブグリーンと言われるような、他の植物にはない葉色や、繊細な葉の形や樹形が人気に拍車を掛けている「オリーブ」。
食用としてだけではなく観葉植物として栽培する方も増えています。
育てやすいといわれるオリーブですが、元気にそだてるために肥料を与えることも必要です。
今回はオリーブにおすすめの肥料をご紹介します。
オリーブの肥料には油かすがおすすめ?!
観葉植物としても育てられることが多いオリーブですが、育てる上で必要になってくる肥料はたくさんの種類があります。
何がどう良いのかわからず悩みますよね。
そんなあなたにオススメの肥料は「油かす」といわれる肥料です。
油かすとは文字の通り、油を絞った残りかすのことをいいます。
油かすは植物が原料の植物質肥料で菜種やごま、椿などの油を絞った残りかすでできています。
古くから農業の場で使用されている肥料で、土壌の微生物を増やし、土を柔らかくしてくれる土壌改良としての効果が期待できるとされています。
油かすの与え方とは?!
オリーブに肥料を与える時期は年に2回あります(鉢植えの場合は3回)。
2〜3月の寒肥、9〜10月の秋肥です。
鉢植えの場合は6月にも夏の肥料として与えます。
種まきや植え替え時の元肥として使用する肥料であれば、その2週間前に土に油かすを撒いておき、よくすき込みます。
鉢植えの追肥として撒く場合は株元から2〜3cm以上はなし、鉢の周りに油かすを撒きましょう。
庭木の場合鉢植えと同様、木の根元から離れたところに油かすを撒きます。
目安としては、広がっている枝先から垂直に地面にぶつかるところに穴をほって混ぜると良いです。
注意する点としては匂いと虫です。
油かすを使用すると匂いが気になったり、コバエが多くなると言われています。
臭いは3週間ほどで分解されあまり気にならなくなります。
コバエは油かすをエサとして寄ってくるので、撒いた油かすの上にきちんと土をかぶせるなどして対策しましょう。
まとめ
オリーブを育てるうえで必要になる肥料。
今回は数ある肥料の中でも「油かす」の使用方法についてご紹介しました。
いくつか注意点はありますが、肥料としてしっかり利用できるので、上手く使いこなして、元気なオリーブを育てましょう。