屋外にあると割りと見落としがちになってしまうオリーブの木も、枝が混み合ってくると果実も付きにくくなるので剪定が必要になります。

では、新芽の剪定や剪定する上での注意点などについて見ていきましょう。

オリーブの木は新芽が出始める頃が剪定の適期!

植物の剪定は見栄えを良くすることもそうですが、栄養を効率よく吸い上げ生長を促すためや風通しを良くする事で病害虫の繁殖を予防します。

そのためにも大事な作業のひとつです。

オリーブの剪定する適期は新芽が出始める3月~4月になります。

これから生長する直前に伸びすぎた枝や不要な枝などの形を整えながら剪定していきましょう。

コツは根元から思いっきりよく切り落とす事です。

株元から出てくる若い芽も切り取り、全体にまんべんなく日が当たり風通し良くする事で実が付きやすくなります。

オリーブの花は新芽にだけ付くので剪定をして新芽の発育をうながしましょう。

5月~10月の生長期に長く伸びた枝を切り戻しする事で全体のバランスを保ちましょう。

1月~2月の剪定は避けましょう。

オリーブの木はこの時期に休眠します。

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休眠期は全てにおいて弱っているので注意が必要です。

剪定すると枯れてしまう恐れがあります。

日当たりの良い暖かい場所で管理しましょう。

鉢植えでは、育てている場合の剪定する頻度は2年に1回の割合で行います。

だいたいそのくらいの周期で枝が密集してきて風通しも悪くなってきます。

植え替えと同時期に剪定すると良いでしょう。

9号以下の卓上タイプで育てている場合は剪定の必要はありません。

形を整えるための枝を切り落とすくらいで良いでしょう。

地植えは鉢植えのものよりもう少しコマメに剪定します。

目安としては虫が付きやすくなり枝も大きくなりすぎて内側に風が通らなくなってきたら剪定しましょう。

剪定後に癒合剤を塗る事で枯れるのを防ぐことが出来ます。

また枝の切り口の治りも早いでしょう。

9号鉢以上の植え替えであれば同時期に剪定をするのがベストタイミングです。

まとめ

オリーブの木の剪定は新芽が出始める春先がベストだという事がわかりました。

ただし、地植えはもう少しコマメに剪定し枝ぶりなど整える必要がありますので、その都度適切な管理を行っていきましょう。