オリーブ・チプレッシーノとは、シチリア産のオリーブの種類で、昔から地中海沿岸の乾燥地帯で多く栽培されています。
オリーブといえば、オリーブオイルなどに利用する実が魅力的ですよね。
オリーブが実を結ぶためには、受粉をさせる必要があります。
この記事では、オリーブ・チプレッシーノを受粉させるために、調べたことをまとめました。
オリーブ・チプレッシーノを受粉させるには?
オリーブには、同品種ではうまく受粉ができないという性質があります。
チプレッシーノは花粉が多い品種なのですが、チプレッシーノ同士だと受粉しにくいというわけです。
果実を付けさせるためには、異なる品種を近くに植えて、違う品種同士で受粉させるとうまくいくと言われているのです。
オリーブには、チプレッシーノの他に、マンザニロ、アルグレコ、ネバティロブロンコなどの品種があります。
さまざまなオリーブを育てるのは、お庭も賑やかになり、受粉もうまくいくのでおすすめですよ。
オリーブは加湿に弱い性質があり、日当たりがよく、水はけのよい場所を好みます。
チプレッシーノと一緒に育てる別品種のオリーブは、チプレッシーノと相性のよい品種を選ぶのがおすすめです。
たとえばオリーブ・エルグレコは、チプレッシーノと似た環境を好む品種ですので、一緒に育てるのにおすすめだと言われています。
オリーブは順調に育つと10メートル以上になることもありますので、もし複数のオリーブを一緒に育てる場合は、木と木の間のスペースを十分広くとったり、お庭の広さのこともよく考えて育てるようにしましょう。
大きくなりすぎる場合は、剪定を適切に行うなどの手入れも必要です。
大きくなりすぎたオリーブが混みあうと、外観を損ねてしまうおそれがありますので、適切な剪定を行いましょう。
オリーブを室内で育てる場合は、日当たりにも十分注意しましょう。
日当たりのよい窓際に置き、時々ベランダで日光浴をさせてあげるのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたか?
今回はオリーブ・チプレッシーノという品種の、受粉について調べたことをまとめました。
オリーブは同品種だと受粉しにくいという特性がありますので、オリーブに実をつけさせたい場合は、違う品種のオリーブを近くに植える必要があります。