オリーブオイルは世界でどのくらい作られているかというと、年間の総生産量は280万トン程です。
主にイタリア産とスペイン産ですが、最大の生産国はスペインなのです。
イタリア産のオリーブオイルの特徴はオリーブの品種が多くてバラエティが豊富なのが魅力です。
全土でオリーブオイルを生産しているため、辛味が強いものやフルーティーなもの、マイルドなものまでたくさんあります。
他にも地中海沿岸での主な生産国はシリアやギリシャですが、高級オリーブオイルの産地といわれているのはフランスです。
南部の地域でオリーブを栽培しているのですが、それは繊細でまろやかな味がするのが特徴です。
ルッカという種類のオリーブは、アメリカから日本にきたものでオイル分がたくさん含まれている種類です。
剪定しないで育てていると横に広がっていってしまい、成長するにつれて枝が捻れていってしまいます。
葉っぱは少し丸みがあり、幅が広く果実が小さめで2グラム程度です。
炭疽病に強く、果実はオイルがたくさん含まれているので、フルーティーなオイルです。
オリーブ ルッカの剪定方法とは?
オリーブルッカを育てるには剪定がポイントになります。
だいたい2.3月の休眠の時期に短めに刈るというのを剪定と言います。
6月から10月には風通しをさせるために、混みあっている枝の内側を軽めに剪定しましょう。
特にどんな枝を切れば良いかというと、虫食いで痛んでいるものや、下や内側に向かっている枝や交差している枝を特に切ってあげます。
もし新しい枝を間違って切ってしまうと、次の年に花芽がつかなくなってしまう恐れがありますので、気を付けましょう。
まとめ
剪定が必要なオリーブとあんまり必要でないオリーブがありますが、ルッカの種類は剪定が重要となってきます。
育つにつれて枝が横に広がってしまうので、こまめに剪定してあげましょう。
自分でオリーブの栽培をする際にはどの種類を育てるのか、その種類はどんな特徴があるのかなどを調べておくのが良いでしょう。