オリーブは、実をオイルに活用したり、観葉植物として育てるなど、いろいろな用途がありなじみ深い木です。
オリーブを自宅の庭に育てたいという方も多いでしょう。
この記事では、オリーブを庭に地植えにする場合の用土について、調べたことをまとめました。
オリーブの地植えの際の土壌はどうする?
オリーブを地植えにする場合、まず植える場所を決めます。
日当たりと水はけのよい場所が好ましいです。
植えたオリーブが3~5メートルに成長することを想定し、周りの環境にも注意しましょう。
植えるポイントから半径1メートルに土と土壌改良材を巻き、もともとの地面と混ぜて耕しましょう。
そして、植え付けるための穴を掘ります。
鉢の大きさと同じくらいの大きさと深さが良いでしょう。
地面より高く土を盛り、内側に水のたまるくぼみを作るのがコツです。
鉢からオリーブを抜いて穴に入れて植えます。
風でオリーブがぐらつかないよう、支柱をしてあげてください。
水をたっぷりあげたら、植え付けの工程はひとまず完了です。
オリーブの植え付けのときの用土は?
オリーブは弱酸性から弱アルカリ性の土壌で育ちますが、pH7.5程度の弱アルカリ性が最も適していると言われています。
さらに、排水性と保湿性に優れた土を好みます。
自分で配合することもできますが、あらかじめオリーブ用に配合された市販のものを使うと間違いがなくておすすめです。
水はけのよい乾燥した土壌を好みますので、日陰になり易い場所や、風通しの悪い場所に植え付けないように気を付けましょう。
地植えにすると大きく育ち、品種と条件によっては10メートルほどになることもあります。
自宅のお庭の環境などを考慮し、広いスペースを確保して育てると安心です。
理想よりも大きくなりすぎる場合は、強めに剪定するなどし、安心して育てられる大きさに保ちましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回はオリーブの地植えの土壌について調べたことをまとめました。
オリーブは比較的丈夫に育つ品種ですが、地植えにする場合は簡単に移動ができないため、環境は充分考えて植える必要があります。
大きく育っても困らない場所に植えてくださいね。